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お金の学び~節約生活のテクニック、オススメ基本の成功談【後編】

    

こんにちは、編集者Mです。前回はお金の学び~節約生活のテクニック、オススメ基本の成功談【前編】をご紹介しました。
節約生活をおくるには、ただやみくもに出費を抑えてもストレスがたまってしまいます。家族にも不満がたまってしまい、下手をすると家庭内の関係がわるくなったり、リバンドをおこしてせっかく貯めたお金が大流出となってしまう危険性も。そんなことになったら厳しいですね。さて、節約生活を長続きさせるためにはまず、無理なくできること。
節約を楽しんでいかねば人生がもったいないです。そう、コツは楽しめる「節約」であること。そのためのテクニックを知ること。前置きはサッパリと、引き続き今回は学べる節約の成功談【後編】をご紹介します。

7. 節約しつつ暮らしを楽しめる「休日の過ごし方」

前回に引き続き、「節約」もしながら休日を楽しみたい。そんなときにオススメの過ごし方や方法をご紹介してまいります。

7-1. レジャー費をおさえ、工夫した「遊び」で楽しむ

おやすみの日、休日はご自宅で過ごせばお金を使わずに済みます。でも、そればかりではつまりませんね。せっかくの人生、楽しむことも大事です。また、小さなお子さんがいるご家庭ではとくに、外出だって学びの一環ですからね。
さて、お金をかけず予算をおさえてできる、ファミリーにも楽しい「遊び」レジャーはたくさんあります。節約生活にアンテナの立っている節約先輩達に人気が高いもののひとつが「工場見学」です。工場見学は、あらかじめ予約をしておく必要がある施設もありますのでご留意ください。入場料は無料、もしくはカジュアルな価格帯がほとんど。また、お土産などのサービスがある施設もあります。ファミリーなら親子で学ぶものもあり、達成感があるのも特徴です。SNS映えするような写真が撮れるのも評判です。

あわせて節約生活の諸先輩たちに評判が高いのは公共の施設です。有名なレジャー施設、遊園地やプール、テーマパークは1日券でビックリするほど金額がかかりますが、区や市の施設ならば数百円程度で入れるものがほとんどです。プールなども人気がありますね。短い時間でも充分に遊ぶことができるので、まだちいさなお子さんがいるご家庭にも穴場として人気です。

さきほども挙げましたが、有名なレジャー施設で遊んだとして、入場料だけで家族ごと5,000~1万円以上の予算がかかってきます。このレジャー費を節約できるように、お勤め先の福利厚生施設を活用したり、ピクニックやハイキングなどの自然を楽しんだり、クーポンやポイントを活用して遊びに行ってみたり、公園でお弁当やバーベキューなど、いくらでも思いつきます。アイデアや作戦をご家族で話し合いながら、オリジナルの節約レジャーを考えるのも楽しい時間となるでしょう。

7-2. 美容院費をおさえる!

ヘアサロン・美容院では、スタイリストの見習アシスタントが自己練習のためにカットモデルを募集していたり、スタイリストが自身のポートフォリオを作成するために無料でヘアカットを行ったりすることもあります。ヘアサロン・美容院のスタイリスト・アシスタントとのカットモデルマッチングアプリもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。カットモデルになれば、美容院代も安く抑えられます。

8. 月々必ず発生する基本的な料金「家庭の固定費」を今一度見直そう

毎月支払わなければならない光熱費などの公共料金や通信費。ライフスタイルや時期によって変化があります。これらの固定費は契約プランを見直したり、工夫したりすることで節約することができるものです。

8-1. 節約にむけて見直すべき基本料金「通信費」

スマートフォンについて、まず「格安SIM」を選んで使うだけでも節約になります。また、さらにお得に使うために、通信会社も選んで参りましょう。プランによって、ポイント利用や他の通信機器と併用することで通信費がお得になるなど、各会社によってサービスプランはそれぞれです。ご自身や家族のライフスタイルに合わせて最適なものを選びましょう。
格安SIMは基本的に安くどの会社を選んでもそう大差ありませんが、たとえば「楽天ポイント」が使える楽天モバイルを選んだなら、楽天市場のスーパーセールで必要なものをまとめ買いし、貯まったポイントを携帯代に還元することができます。これは年間で考えますと塵も積もれば山となる、かなりの節約になるものです。

8-2. 節約にむけて見直すべき基本料金「電気」などの光熱費、公共料金

日中、昼間にご家族もご自身も家にいないようなライフスタイルの場合「時間帯割引」を適用・活用するのも一案です。世帯家族の人数が少ないご家庭ならば、設定するアンペア数を下げることも的確な方法でしょう。電力会社の公式サイトなどで、試算もできます。ぜひシミレーションチェックしてみてください。
また、夜に使うことの多いガスならば、中火でつかうことでガス代をおさえることにつながりますし、冷蔵庫であるなら温度設定を弱で使用し、扉カーテンで冷気の漏れをおさえるなどご家庭によってさまざまにアイデアを駆使することができます。

8-3. 節約にむけて見直すべき基本料金「保険料」の見直し

生きていくうえで実は大切な保険。この保険料金は、ライフスタイル・生活環境の変化や成長によって見直しが必要なものです。たとえば出産で家族が増えたり、子どもが独立して家族が減ったり。夫婦二人の生活に戻ったりと、ライフスタイルのイベントや時期ごとに見直しをすると、じつは大きな節約につながってきます。

9. 家族でできる「税金対策」からの節約テクニック

9-1. 「ふるさと納税」で節約テクニック

いまやふるさと納税をご存知ない方はいないでしょう。もうはじめている、といった方が「節約」を意識している方なら大多数だと思います。まだはじめていない方はこの機会にぜひ、チェックしてみて下さい。まず、ふるさと納税で生活費の節約は可能です。ふるさと納税は、お礼として各地自治体の特産品がもらえるのが魅力です。
上質なカニやお肉などの贅沢品や、ケーキ・スイーツ、お酒、果物などと引き換えて「たまにはご褒美…」とするのも一興です。しかし、やはりここはお米・玄米・餅、もち米などの家庭に備蓄しておきたい穀類や、蕎麦やうどん、パスタなどの麺類、調味料や油、たまごなどの生活食費に直接ひびいてくる食料を選んで貰うのも大きな節約につながります。あわせてふるさと納税は、2,000円を超えて支払った金額は所得から控除が受けられます。つまり、所得税や住民税が安くなるというメリットがついてきます。

9-2. 自動車税を支払う「方法」で節約テクニック

自動車税は大きな支出です。もしかして、今まで現金でお支払いされていますか?大きな額を支払う自動車税ならば、あえて支払い方法をクレジット払いに変更しましょう。それにより、カードのポイントが貯められるというメリットが生まれます。
とくに、自動車を2台以上所有しているのならなおの事です。相当額の自動車税ならでは、支払い方法を工夫し、クレジットカード支払いを選びましょう。カード会社のポイント還元を利用して買い物に役立てたり、節約にアンテナの高い諸先輩の中には賢くポイ活に運用されている方もいらっしゃいます。また、エコカー減税に該当する車種を選んで購入するのも方法のひとつです。

10. 日々の暮らしの節約術…日用品購入テクニック

日々スーパーに通うたび、値段の高騰で支出になやむ日用品です。やはりお得に買い物して節約につなげていきましょう。

10-1.キッチン消耗品はまとめ買いで節約

日用品はまとめ買いが一番節約に直接ひびきます。お弁当つくりにつかう総菜カップや、キッチンペーパー、ラップなどをまとめ買いすることで、節約につながります。業務用スーパーや100均ショップ、インターネット通販で大おくまとめ買いすることで、1個あたりの単価がかなり安くなり、如いては節約になります。

11. 医療費をかしこく節約しよう

なかなか医療費は節約できない…と思っていませんか?実は、医療費の節約は工夫次第で叶います。

11-1. 大病院に行かず、まずはかかりつけ医へ

大きな病院は、紹介状がないと初診料に特別料金が加算されます。特別料金は、保険の適用外となっており、自己負担となります。普段からかかりつけ医を意識してつくっておき、初期的な症状や簡単なケガは、かかりつけ医を利用しましょう。かかりつけ医があれば、何かあったとき相談しやすく、気持ちの安心にもつながります。

11-2. ジェネリック医薬品を利用していきましょう

ジェネリック医薬品とは、特許が切れた薬について、開発メーカー以外の業者が同じ有効成分で製造したものです。開発費がかからない薬なので、安価に販売されています。お薬が処方されたら、まずは調剤薬局でジェネリック医薬品が使用できないか尋ねてみてください。医師が使用を認めていれば、患者自身の判断でジェネリック医薬品を選ぶことができます。もちろん、安価とて同じ有効成分ですので効能はさほどかわりません。

おわりに~体験談を参考に、あなたの節約アイデアを生活に取り入れよう

節約生活と聞くとせつない、さみしいものかと考えがちですが、趣味として楽しめるくらいアイデアと工夫に満ちた面白いものです。いつもの生活に工夫をちょい足しして、うまく支出を抑えることで、お金が貯まりやすいライフスタイルになっていきます。アイデアや知恵を日々の生活に取り入れて、お得に過ごしていきましょう。1日の活動を朝・昼・夜と分析し、それぞれの時間帯において節約できるアイデアはたくさんあります。自分がやりやすく、はじめやすいこと。長く続きそうな節約アイデアはありましたか?これらを習慣化することで、少しずつでも着実にお金が貯まっていくはずです。まずはできるものから節約生活を始めてみましょう。