年金不安に効く!現役世代からの備え&運用で毎月5万円の自分年金が作れる
消費税が8%から10%に増税されて誰もが抱いたのは、「これでまた生活が苦しくなる」という残念な気持ちでしょう。そして公的年金が苦しくなっていると聞くと、「やっぱりこのままでは老後はお先真っ暗」となるかも知れません。いたずらに不安を煽るのはマスコミや「何かを売りたい人」の思惑も感じないでもないですが、これらの不安説が言っていることが全くデタラメというわけでもないので、足りない分は自分で何とかするという意識が必要です。
老後破産をしてしまうのは、間違いなく負け組です。勝ち組を目指すカチケンとしては、この問題にも正面から切り込んでいきたいと思います。
そこで提案したいのが、「自分年金」です。国の年金がアテにならないのであれば、自分年金を作って老後に毎月5万円が入ってくる仕組みを作ってしまおうではありませんか。
この記事では現役世代の方が毎月5万円を積み立てて運用し、老後には毎月5万円を受け取れる仕組みをカチケン編集部が構築、提案します。今すぐ始められて効果絶大なので、将来や老後に不安がある方には絶対に役立つ内容です。
この記事の目次
1.なぜ、毎月5万円を目指すのか
カチケンが提唱する「毎月5万円」というのは、決して無理なお話ではありません。これがいかに現実味のあることなのかは順次解説していくとして、まずは毎月5万円の自分年金が必要な理由をお伝えしたいと思います。
1-1.「老後2,000万円不足説」の衝撃
2019年6月に金融庁の諮問機関が発表したレポートには「公的年金だけでは老後に2,000万円不足する」という衝撃的な内容が含まれていました。これまで薄々そうではないかと思われてきたことを国が改めて認めたということで大騒ぎになり、麻生財務大臣がレポートの受け取りを拒否するというコントのような展開になったことをご存じの方は多いと思います。
財務大臣が受け取りを拒否したからといってその事実がなくなるわけでもなく、その内容だけが独り歩きをして「やっぱり老後には大金が必要なんだ」と思った人が続出しました。
すでにそれだけのお金がある人であればまだ良いのですが、このレポートに衝撃を受けた人の大半は、それだけのお金がなく、老後までに2,000万円以上の資産を作る自信がないという方なのではないかと思います。
もちろん悲観する必要はありません!2,000万円というお金がなくても今から取り組めば老後の不安は解消できます!以降の解説はどれも非常に重要なので、ご自身の将来のためにしっかり読み進めてください。
1-2.年金だけではやっぱり足りないの?
老後に2,000万円不足すると国が認めた(正確には拒否しているので認めていない)という事実に衝撃を受けた方が次に思ったことは、「やっぱり年金だけでは足りないのか」という点だと思います。そもそも公的年金は、その年金だけで老後の生活をまかなえるベーシックインカムのような制度とされてきました。
経済が右肩上がりに成長を続け、人口が増えている時は、確かにそれが成立していました。しかし、今は事情が異なることは言うまでもないと思います。
ここではっきりと申し上げます。今のままの状況だと、公的年金だけで老後の生活を成り立たせることはできません。まずはその認識に立って、甘い希望的観測は捨てましょう。
1-2-1.ベーシックインカムとは
先ほど述べたベーシックインカムとは、労働の有無に関係なく国などの機関が国民に最低限の生活を送ることができるお金を支給する仕組みのことです。生活保護はそれに近い制度ですが、生活困窮者向けの制度であり、全国民を対象にしたものではありません。
公的年金が最もそれに近い制度として運用されてきましたが、それがすでに成り立たないことはご存じの通りです。
1-3.老後破産だけはしたくない
公的年金だけでは足りない、しかもそのための備えができていない人が老後を迎えると、どうなるのでしょうか。答えはずばり、老後破産です。
老後破産というのは造語であり、法律用語の破産とは厳密に意味が異なりますが、もし借金をして急場をしのいでいたとしたら、本当に自己破産する羽目になってしまうかもしれません。現役世代の頃は一生懸命働いてきて、悠々自適のセカンドライフを送ろうと思っていたのに、日々のお金に追われて全く生活を楽しめない・・・これはもう、私に言わせると老後破産に他なりません。
日々の生活に困窮し、お金に追われ、最後は生活保護・・・という未来が待っていると分かっていたら、すでに今の生活を楽しむどころではありませんね。
老後破産だけはしたくない!それはすべての人に共通する強い思いです。カチケンはそう願う皆さんの味方です!
1-4.自分年金計画の概要
この記事で展開する自分年金計画の概要は、以下の通りです。
- 毎月5万円を20年以上積み立てる
- 積み立てながら年利3%以上で運用する
- 老後スタートまでに毎月5万円(年間60万円)が得られる原資を構築
- 老後は貯金取り崩しではなく運用益だけで毎月5万円を確保
いかがですか?
一度作ってしまえば多少のメンテナンスだけで老後の生活を支えてくれるキャッシュマシーンを作り出すという計画です。老後への備えで貯金をしている方は多いと思いますが、それだと取り崩していくことが前提になります。取り崩しには必ず、終わりがあります。しかし、取り崩さないキャッシュマシーンには終わりがなく、何歳まで生きたとしても心配無用です。
もちろん、さらに体力のある方であれば計画はより有利になります。もっと多くの金額を積み立てられる方は目標達成が早まりますし、老後の受取額が増えます。頑張ったら頑張っただけ結果につながるので、取り組む価値はとても高いと思います。
2.老後までに2,000万円を作ろう!
冒頭から何度も2,000万円という金額に触れてきました。ここではその2,000万円という資産を実際に作るための具体的な道筋を立てていきたいと思います。「2,000万円なんて大金、自分には無理」と思っている方にこそ知っていただきたい内容です。
2-1.老後まであと何年ありますか?
この自分年金計画には、時間を味方につけるという概念があります。これだけだと分かりづらいかも知れませんので補足すると、今すぐ大金はなくても毎月少しずつならお金を出せるという効果を狙うという意味です。単純に毎月5万円ずつ貯めていけば、100ヶ月で500万円になります。100ヶ月は8年4ヶ月なので、10年足らずで500万円の資産を作ることが可能であることが分かります。
この計画ではさらに資産を運用して増やしながら貯めていくので、そのスピードはより速くなります。それを考慮して、「ここからが老後」とお考えの時期まであと何年あるのかを計算してみてください。
「老後」が65歳からとお考えで今が45歳なのであれば、あと20年ということになります。最低でも20年あればこの計画は実行可能なので、もし45歳以上だったとしても、毎月の積立額を増やしたり、「老後」をさらに先に引き延ばすなどの工夫をすれば大丈夫です。
2-2.頑張って毎月5万円を捻出してください
この自分年金計画で大前提になるのは、毎月5万円の積立です。この5万円があれば苦労はないという方もおられると思いますが、ここは頑張って何としても毎月5万円の積立を確保してください。その方法については第4章でいくつかご提案しますので、それもぜひ参考にしてください。
もちろんこの金額は少なくとも5万円という話なので、もっと多くなる分には全く問題ありません。先ほども述べたように、多くなればなるほど自分年金の金額が大きくなります。
2-3.積立運用の破壊力を知ろう
先ほど「時間を味方につける」という表現をしました。今すぐ大金はなくても時間をかければ大きなお金を作ることができるという意味だと述べましたが、もうひとつこの自分年金計画では複利を味方につけます。
複利というのは、運用で増えたお金も含めて投資をしていくことにより、お金が加速度的に増えていく概念のことです。
最初は100万円で運用を始め、それが年利3%だったとします。1年後には103万円になるわけですが、2年目の運用は100万円ではなく103万円からになります。これを運用すると106万9,000円になるので、9,000円分が複利効果ということになります。これを続けていくと、どんどんお金が増えるスピードが速くなっていくことがイメージできると思います。
この複利効果が持つ威力を味方につけるからこそ、今すぐお金がなくても自分年金を作ることができるわけです。次項では、その複利を味方につけた上で運用をした場合のシミュレーションをしてみましょう。
2-4.計画では23年で到達する
それでは、先ほどご紹介した自分年金計画が予定通り進んだとして、積立運用のシミュレーションをしてみましょう。新生銀行のシミュレーションツールを使ってみました。

出典:新生銀行
23年後には1,976万円というシミュレーション結果になりました。利回りは3.5%で計算していますが、これはカチケン編集部が考えるリスク許容度の範囲で計算したもので、もっと利回りの高い運用をすることができれば、この金額はさらに大きくなります。
特に注目していただきたいのは、オレンジ色の部分です。青色の部分は5万円ずつ積み立てた自分のお金ですが、オレンジ色の部分は運用益、つまり不労所得です。23年目には約656万円にまで膨らんでいるので、いかに複利効果が頼もしい味方であるかお分かりいただけると思います。
この原資をもって引き続き3.5%で運用し続ければ、毎年の運用収入は69万1,600円になります。これを12ヶ月で割ると毎月約5万7,633円になります。資産の元本を取り崩すことなく、毎月5万円以上の自分年金達成です。
このシミュレーションツールを使って、ご自身の中で現実味のあるプランを考えてみてください。
3.年利3%以上の運用方法3選
次に解説が必要なのは、「年利3%以上の運用方法」です。年利3%以上で安定的に運用する方法なんてあるの?という疑問にきっちりとお答えしたいと思います。
3-1.マイナス金利の日本で年利3%以上は夢の話?
何せ世の中はゼロ金利を通り越してマイナス金利なのですから、3%という利回りなんてバブルにでもならなければ無理・・・だと決めつけていませんか?
確かに銀行の定期預金金利を見ていると、0.001%や0.01%といったように、ゼロがいったい何個あるのかと思うような利回り水準です。これでは積立をしても自分のお金が貯まっていくだけで、運用とは言えません。元本保証は確かに魅力的なのですが、虎穴に入らずんば虎子を得ずというように、ある程度のリスクを取らなければリターンは期待できません。
そこでこの記事では、カチケン編集部が厳選した年利3%以上を確保しつつリスクが一定以下に抑えられている運用法(運用術)を3つご紹介します。3つ目のFXについては最もハイリスクですが、年利20%以上も十分可能になるという破壊力十分の運用方法なので、そちらもぜひ知っておいていただきたいと思います。
3-2.J-REIT積立
J-REITとは、日本の証券取引所に上場されている不動産投資信託のことです。これだけだと分かりづらいかも知れませんが、「投資信託の中で不動産への投資に特化し、上場されているので株のように売買できる商品」とご理解ください。
J-REITが自分年金づくりに最適だと思う理由は、3つあります。
- ①配当利回りが高い(3.5%以上ある)
- ②不動産に投資しているので堅実
- ③不況、経済の激変に強い
J-REITは投資法人という特別な法人が投資家からお金を集めて、それを元手に不動産を購入、運営します。カチケン記事「資産運用にひそむ5つの嘘を暴いて本当に将来の安心を手に入れる方法」の中でJ-REITを推奨しているので、詳しくはそちらをご覧ください。
J-REIT全体の値動きと連動する東証REIT指数は、指数設定から4倍にまで成長しています。優良不動産に間接投資ができるので、コツコツと毎月数万円ずつ貯めていくのに最適な商品です。
3-3.米国ETF積立
J-REITと同様にカチケン編集部が推奨している商品が、米国ETFです。詳しい解説は先ほどご紹介した記事に譲りますが、米国ETFを積み立てていくメリットは以下の通りです。
- ①米国株の成長力(すでに数十年来、ずっと上昇している)
- ②米国は株主の発言力が強く配当性向が高い
- ③日本からでも簡単に買えて、いつでも売れる
これらのメリットについては、少々補足が必要かも知れないので、詳しく解説していきましょう。
まず、①について。
米国株の成長力はすさまじく、今も「ニューヨークダウ平均株価は史上最高値となり・・・」というニュースを目にしたことはないでしょうか。日本ではあのバブル期に「史上最高値」「年初来高値」といった言葉を目にすることがありましたが、今ではそこまでの成長力はなく、上がることも下がることもなくという状況です。それに対して米国株は、常に最高値をうかがう成長ぶりです。
こちらは、ニューヨークダウ平均株価の10年チャートです。

出典:SBI証券
続いて、米国株のもうひとつの重要指数であるS&P500も見てみましょう。

出典:SBI証券
どちらも負け知らずの上昇ぶりですね。もし仮に2011年頃にS&P500指数と連動するETFを買って今まで持っていたとしたら、資産が3.5倍くらいになっています。この事実だけを見ても、成長力のある米国経済に乗っかるというのは自分年金づくりに有効であることがお分かりいただけるでしょう。
次に、②について。これだけ株価が好調になるということは、もちろん米国の企業は業績も好調です。今や世界を牛耳るITの巨人「GAFA」はすべて米国企業ですし、その他にも優良企業が数えきれないほどあります。しかも米国は株主への還元意識が高く、また同時に株主の発言力が強いので、企業は利益の多くを配当として還元します。つまり、米国株を持っているとその恩恵を受けられるわけです。
それを踏まえて、③です。ETFはこうした株の集合体である指数と連動する商品なので、もちろんそこに含まれている企業の配当を受けられます。しかも日本の証券会社から簡単に売買ができ、その手間は日本の株を売買するのと全く同じです。カチケンとしては2つの銘柄をオススメしています。先ほどご紹介した「資産運用にひそむ5つの嘘を暴いて本当に将来の安心を手に入れる方法」で具体的な銘柄名を公開していますので、ぜひそちらをご参照ください。これらの銘柄を積立投資していくと、年利3.5%以上の利回りを長期にわたって得ることができます。
3-4.FXスワップ投資
3つ目のオススメ運用術は、FXです。FXというと外貨の売買で利益を狙う投資商品ですが、ギャンブル性が高いというイメージをお持ちの方が多いと思います。確かに「売った、買った」を繰り返すトレードはギャンブル性が高く、取り組み方によっては大損のリスクがあるので、自分年金計画には不向きです。カチケンがオススメするFX活用術は、スワップ投資です。
FXでは金利の異なる国同士の通貨を売買するので、その差を調整するためにスワップという利息のようなものが支払われる仕組みがあります。日本は超低金利なので、円を売って金利の高い通貨を買って保有すれば、スワップを受け取ることができます。例えば、高金利通貨で知られるメキシコのペソを1万通貨保有していると、毎日10円くらいのスワップがもらえます。メキシコペソは1ペソ=5.8円くらいなので、5万8,000円分を保有していると毎日約10円です。
しかもFXにはレバレッジといって、本来の投資金全額を用意しなくても一部の資金だけで取引ができる仕組みがあります。レバレッジは最大25倍なので、なんと2,320円あれば1万ペソ分を保有できることになります。それでももらえるスワップに違いはないので、2,320円に対して毎日10円というと、かなりの投資効率になります。
FXのスワップ投資では、この仕組みを大いに活用します。もしメキシコペソを10万通貨分購入して1年間放置しておくと、投資に必要なのは2万円少々ですが、1年後にもらえるスワップは3650円です。単純に利回りを計算すると、なんと15.7%(!!)です。
もちろん資金ギリギリでこの投資をすると通貨レートの変動によって大損をしてしまうリスクがあるので、厳格な資金管理が必要です。この資金管理も含めてFXのスワップ投資にはいくつかのノウハウが必要になるので、近日カチケンに掲載します。初心者の方は、その記事公開をお待ちください。
4.毎月5万円の積立金を捻出する方法
最後に、「毎月5万円」という積立金をどう捻出するかという貯金術、節約術のお話をしたいと思います。ここまでのお話はすべて毎月の積立金を捻出できることが大前提になるので、計画を実行に移すためにも今日から取り組んでいただきたいと思います。
4-1.「余ったお金を貯める」のではなく「貯金の余りで生活する」
貯金に関して、とても多い誤解があります。それは、毎月の生活費を使った後で余ったお金を貯金するという考え方です。もしこのお考えの方がおられるとしたらお聞きしたいのですが、その方法でお金は貯まりましたでしょうか?もし貯まっていたら、この記事を検索してたどり着くことは無かったのではないかと思います。
貯金の神髄は、順序が逆です。給料など収入が入ったら、まずはそこから貯金したお金を抜き取ってしまいます。給料が振り込まれる口座に自動積立設定をしておいても良いと思います。ただし、その場合はそのまま銀行に置いていても増えないので、上記の方法などを参考にしっかり運用するのは忘れないでください。
放っておくと余ることはないお金を待つのではなく、貯金してしまった後の残りで生活をする。最初はキツいかもしれませんが、次第に慣れます。しかも、そのお金が運用で増えているのが実感できるとモチベーションが上がるので、次第に貯金をするのが楽しくなります。
4-2.ムダ遣いを洗い出す
ムダ遣いは、自分年金計画の大敵です。そんなお金があるなら将来の自分に回してあげてください。主なムダ遣い項目として考えられるのは、以下のような出費です。心当たりがあるものがいくつあるか、数えてみてください。
- コンビニでの衝動買い
- タバコやコーヒーなどの嗜好品
- ふらりと立ち寄ってハシゴ酒
- パチンコ、競馬などのギャンブル
- 今すぐ食べる予定がないのに食材を買い込む
いかがでしょうか?おそらく1つも当てはまらないという方はほとんどいないのではないかと思います。それほど人間はムダ遣いが好きな生き物であり、そのこと自体は否定できるものではありません。
しかし、これらの出費を少しでも積み立てに回すことができれば、自分年金計画への援軍となります。
そこでご提案したいのが、以下の方法です。
- ムダ遣いに該当する出費のレシートを集めて毎月合算してみる
- 最初からムダ遣いしても良い予算を決めて、専用の財布に入れて持ち歩く
- 問題があると思う習慣は間引くorやめる(タバコ、ギャンブルなど)
- キャッシュカードを持ち歩かない
これらはすべて、「人はムダ遣いをするものである」という前提に立っています。それを踏まえて、精神力だけで撲滅するのではなく物理的なルールを作るという考え方です。
これらをすべて実践して出費を見直した方が、毎月4万円少々のお金を浮かせることに成功した事例があります。とても効果が高いので、ぜひ実践してみてください。
4-3.「つもり貯金」と「特定硬貨貯金」
「つもり貯金」は、貯金方法の定番として知られています。何か出費をしそうになったら、「〇〇を買ったつもり」「食べたつもり」「やったつもり」というように消費したつもりにして、その分を貯金するという考え方です。
コト消費といって、モノを買うのではなく外食や娯楽、ギャンブルなどの出費が多い人が実践すると高い効果が得られます。
もうひとつの「特定硬貨貯金」は、ちょっとユニークな方法です。毎日でもいいですが、数日に一度くらいの頻度で財布の小銭入れを見て、そこにある特定の通貨を貯金してしまうという方法です。言うまでもなく500円玉が最も破壊力大ですが、500円玉というのは意外に財布の中にあることが少ないので、100円玉でも良いと思います。貯金箱はもちろん、壊さない限り中身を取り出すことができないものを選びましょう。筆者はこの方法で500円貯金を実践し、3年ほどで30万円以上を貯めたことがあります。
4-4.固定費の見直し
固定費というのは、家賃や携帯料金、光熱費といった毎月必ず出ていくお金のことです。ムダ遣いを改めるのも重要ですが、この固定費にもメスを入れると、意外にお金を浮かせることができます。
それぞれの固定費に対して、具体的な方法は以下の通りです。
| 家賃(住宅ローン) | 必要十分の家に住み替え 低利ローンへの借り換えなど |
| 光熱費 | 新電力への乗り換え 系列サービスとの併用で割引適用 節電、省エネ 自家消費型太陽光発電の導入 |
| ネット回線 | 必要十分な容量、サービスに乗り換え 系列サービスとの併用 |
| 携帯電話料金 | 格安SIM会社(MVMO)への乗り換え 系列サービスとの併用 |
| 生命保険、自動車保険 | 保険の見直しサービス利用 |
| クルマのローン、維持費 | 維持費の安いクルマへの乗り換え ネット型自動車保険への乗り換え クルマ自体を手放す |
ほとんどの方に該当する固定費だけを挙げても、こんなに節約の余地があります。それぞれの生活パターンによってこれ以外にも節約できる項目があるかも知れないので、ぜひ固定費についても「高すぎるのでは?」と疑ってかかる目線を持つようにしてください。
5.まとめ
毎月5万円を積み立てて、老後には毎月5万円の自分年金が半永久的に得られるようにするという計画についてその詳細と具体的な方法について解説してきました。この方法は特定の人だけに向けたものではなく、すべての人が今すぐ実践できて手に入れることができるものです。
まずはできることから、そして早速今月から始めてみましょう!

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