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【速報】日経平均株価が6万円目前!強すぎる日本株のおすすめ投資法3選

    

世界的な株高が続く中、日本株の強さが際立っています。その中でも日本を代表する株価指数である日経平均株価は特に強さを見せつけており、長らく到達できなかった5万円台になったかと思えば、そこから順調に上昇を突続けて、遂には6万円が視野に入る展開となりました。
2026年2月26日には、一瞬ですが日経平均先物が6万円を突破する動きもありました。先物と現物が必ずしも同じ動きをするとは限りませんが、これまで先物ですら6万円台を付けたことはなかったので、いよいよ秒読みかと言われている状況です。
そんな日本株の強さにうまく乗ることができれば、利益を狙えると考えている方は多いと思います。そこで今回は、日本株が強すぎる理由や考えられるリスク、おすすめの投資法などを解説します。

アメリカ株をしのぐ強さを続ける日本株

日本株がいかに強いかは、アメリカ株と比較すると一目瞭然です。日本株はアメリカ株による影響を受けやすく、前夜にアメリカで株高になれば日本株も上がる、もしくはその逆もあるというのが一般的な理解です。
もちろんその相関性は今も生きていますが、昨今の株高はアメリカの株高を大きくしのいでいます。その比較チャートが、こちらです。

引用元:TradingView

緑色が日経平均株価で、青色がアメリカの代表的な株価指数であるS&P500です。2026年2月2日から急に乖離が始まって、その後は日経平均株価の無双状態です。

これだけ急激に株価が上昇すると、さすがに市場には警戒感も広がります。先物が6万円をつけたのも瞬間的な出来事で、その後すぐに反落。これはおそらく、多くの投資家が6万円到達で達成感が広がり、利益確定の売りが優勢になったからだと思います。
しかし、一度は6万円を付けた事実は残りました。このまま反落して戻ってこないとは考えにくく、引き続き日本株の強さが際立つ展開となるでしょう。

なぜ、日本株がこんなに強いのか

これだけ急に株価が上昇すると、「さすがに日本株はバブルだ」との意見も出てきます。これについては、どうなのでしょうか。
筆者は、一時的なバブルではないと捉えています。その理由は、たくさんあります。主要な理由を挙げただけでも、こんなにあります。

  • 円安による恩恵(日本は輸出大国なだけに円安は経済的メリットが大きい)
  • 日本株への再評価が進み、海外勢の大規模な買いが入っている
  • AI産業を支える日本の関連銘柄が好調
  • 賃上げによる内需の拡大期待
  • 東証改革(投資価値の低い企業は退場を促される)

これらの要素が複雑に絡み合って物色される日本株の銘柄が増えた結果、市場全体の動向を示す株価指数である日経平均株価が上昇しているわけです。
ただし、日経平均株価は時価総額が大きい銘柄の比重が高いため、特定の銘柄が好調だと日経平均株価自体も好調になる構図があります。特に顕著なのは、半導体関連銘柄の好調ぶりです。アメリカではAIバブルと呼べるような状況が続いているわけですが、日本にはAI産業を支える銘柄がたくさんあります。それらの銘柄が日経平均株価への寄与度を高くしていることも、「日経一人勝ち」の原因となっています。

6万円目前の日本株投資でやってはいけないこと

さて、日本株が強すぎる状況を投資家はどう捉えるべきなのでしょうか。
最もシンプルな思考は、「今すぐ飛び乗れ!」でしょうか。
もちろんそれも1つの戦略ではありますが、筆者はおすすめしません。最大の理由は、この上昇がそれほど力強いものではなく、脆弱だからです。
「力強い上昇」というのは、中身が伴っている上昇です。利益確定売りが出ても押し目となって上昇トレンドを継続するような流れが最も堅調と言えますが、昨今の日経平均株価を見ていると強い上昇をしている一方で強い下落が起きることもあります。
その傾向は、チャートを見ると一目瞭然です。

引用元:TradingView

1,000円を超えるような上昇が何度も起きている一方で、同等レベルの急落が何度も起きています。特に6万円をつけた後は2,000円レベルの急落も起きていて、こんなに危なっかしい相場に飛び乗るのはリスクが高すぎます。
短期トレードで少しずつ利幅を取っていくのであれば有効だと思いますが、買って値上がりを待つといった投資スタンスだと、含み益がすぐに含み損になってしまうような目まぐるしい相場に付き合わなければなりません。
インデックス、個別銘柄ともに高いからといって安易に飛び乗ると、それが高値掴みになってしまって苦しまされる恐れがあります。

強すぎる日本株で注意したい3つの死角

これだけ強い日本株であっても、いきなり急落や暴落をしてしまうリスクは大いにあります。しかもそれが下落トレンドになってしまって中長期的に株安が進んでしまう可能性もあるので、今が強いからこれからもずっと強いと思わないことはとても重要です。
筆者が指摘しておきたいのは、3つの死角です。

日銀の利上げ路線

長らく続いた超低金利時代はすでに終わり、日本は「金利ある時代」が始まっています。まだまだ低い水準ではあるものの、日銀は少しずつ利上げを続けています。それでも2026年2月時点で0.75%なので欧米の4%や5%といった金利と比べるとかなり低いですが、今後も利上げが続くようであれば、株の勢いは削がれる可能性が高いでしょう。
というのも、金利が上がると資金が株式市場だけでなく債券市場にも流れるため、株高を下支えする買いの勢いが弱まります。株の配当が2~4%くらいであることを考えると、それと同じ程度の金利が付くのであれば無理にリスク資産である株に投資をする必要がなくなりますからね。
日銀は引き続き利上げスタンスですが、高市政権は追加利上げには難色を示している状況です。政治的な駆け引きももちろんですが、今後日本のインフレがさらに進行するようであれば利上げをしなければならないのは間違いなく、それが株高に与える影響を考慮しておく必要があります。

円安トレンドの終焉

1ドルが150円台というのがニューノーマルと言われています。かつてドル円は110円から130円程度が半ば常識だったのですが、2024年から続く円安が終わる気配が見えません。
円安は日本の輸出企業に恩恵となるため、日本経済を牽引してきた輸出企業の株価が好調になることで、それが株式市場全体に波及しています。
しかし円安トレンドが終わると、この構図は崩れます。そもそもドル円は120円台が適正と考える企業が大半なので現在の円安のほうが異常だと考えるべきだとは思いますが、円安を追い風に最高益を繰り返してきた輸出企業の勢いが削がれると、やはり日本株全体にその影響が及ぶでしょう。

アメリカ株の不調

現在は日本株がアメリカ株をしのぐ強さを見せていますが、やはりアメリカ株との相関性は今後も続くはずです。アメリカ株が大きく崩れるようだと日本にも影響が波及し、しかも脆弱な株高となっているのですから、アメリカをしのぐ急落が起きても不思議ではありません。
過去には1日で4,500円も下げたことがありますし、数日で7,000円程度下げたこともありました。
こうした急落相場がトラウマになっているのは、筆者だけではないと思います。しかもアメリカ株が少し下げただけなのに、日本株はその数倍規模で下げるといったことが何度もあったので、やはりアメリカが不調になるとトラウマがよぎります。
アメリカは現在AIバブルともいえる状況です。AI関連銘柄が市場を牽引しており、これらのAI関連銘柄がコケると本格的な調整が入ってもおかしくありません。
しかもアメリカでは生成AIに対する過度の期待が冷めつつあるだけに、AIバブルの崩壊が日本株の暴落を引き起こすシナリオは十分考えられます。

6万円時代の日本株おすすめ投資法3選

強すぎる一方で脆弱性もはらむ日本株。飛び乗り禁止なのであれば、どう投資するのがベターなのでしょうか。考えられるリスクを考慮しつつ、考えられるおすすめの投資法を3つ紹介します。

①つみたてNISAのインデックス積立(最も推奨)

筆者が「飛び乗り」と呼んでいるのは、株価指数の一括買いのような投資です。「高いから今のうちに買って、もっと高くなるのを期待しよう」というわけですね。これだと暴落した時のダメージが大きすぎるので非推奨なわけですが、それなら「一括」でなければ良いわけです。
そこでおすすめなのが、日経平均株価やTOPIXといった日本の代表的な株価指数に連動する投資信託の積み立てです。つみたてNISAには関連商品がたくさんあるので、つみたてNISAの対象になっている投資信託を定期的に一定額ずつ積み立てていくと、時間軸におけるリスクの分散になります。筆者もこの方法で、毎日1,000円積み立てる設定にしています。
ネット証券の中でもSBI証券は毎日積立が可能なので、毎日1,000円ずつ積み立てて1ヶ月にすると2万円くらいの積み立てになるように設定しています。
これなら日経平均の細かい乱高下が起きてもしっかり安値を拾えますし、一括投資によるリスクの集中も避けることができます。
つみたてNISAの対象となる投資信託のうち、日経平均株価に連動する主な商品は以下のとおりです。

  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • つみたて日本株式(日経平均)
  • たわらノーロード日経225

次に、TOPIXに連動する投資信託のうちつみたてNISAの対象となっている主な商品は、以下の通りです。

  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • ニッセイTOPIXインデックスファンド
  • たわらノーロード TOPIX
  • 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド

日経平均、TOPIXともにたくさんの商品があるので、取引している証券会社で取り扱っている商品、信託報酬が安い商品などで選んでもOKです。

②日本株以外にも分散投資

次におすすめなのが、日本株以外にも幅広く株式型投資信託に分散する投資方法です。日本株が強すぎると再三述べていますが、実はそれ以外の国の株価も堅調を維持しています。
よくNISA投資で人気と言われる「オルカン」はアメリカを中心に世界中の株価指数と連動するように運用されているので、こうした商品を活用しつつ「日本+外国株」の組み合わせで分散投資をすると、日本株の乱高下に巻き込まれてもダメージを軽減できます。
それでいて株高の恩恵を受けて資産を増やしていくことができるので、おすすめです。
ちなみに筆者は先ほど、日経平均株価連動型の投資信託を毎日1,000円ずつ積み立てていると述べましたが、それ以外にもアメリカのS&P500とナスダック100指数と連動する投資信託にそれぞれ毎日1,000円ずつ積み立てをしています。
このポートフォリオを組み立てることにより、乱高下しながらも上昇している日本株と、堅調に右肩上がりを続けるS&P500、そしてAIバブルの影響を最も受けているハイテク株の株価指数であるナスダック100指数の成長力も味方につけることができます。

③押し目買い

3つ目は、やっぱり日本株だけで運用したいという方向けの戦略です。日経平均株価の乱高下を利用して、下がったところで押し目買いをすることで、高値掴みを防ぎながら短期的な利益を積み重ねることができます。
この戦略で重要なのは、持ったままにするのではなく、短期的に含み益が出たら利益を確定し、再び押し目の指値注文を入れておくことです。持ったままにしていると次に起きる急落に巻き込まれてしまうので、利益が出たらこまめに確定していくのがポイントです。
日経平均株価の短期的なトレードをするのであれば、日経平均株価と連動するETFの短期売買や、証券会社が取り扱っている日経平均株価CFDの短期売買がおすすめです。

まとめ

日経平均株価が6万円目前であることを受けて、日本株への関心が高まっています。これまで投資をしていなかった方であっても、「日本株の勢いに乗ったら儲かるかも」と考えるのは自然なことです。
しかし、安易に飛び乗るのは最も危険です。今回はリスクを分散しつつ今後も続くと思われる日本株の勢いに乗る方法を3つ紹介しましたので、それらを参考にしつつ安全性を確保しながら日本株の勢いにしっかりと乗っていきましょう。