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電気代大高騰時代!生活基本費のひとつ『光熱費』を抑えて貯蓄に役立てよう

    

こんにちは、編集者Mです。藪から棒ですが電気代が大高騰中ですね。回文みたいになっておりますが全然回文ではありません。どちらかといえば怪文。電気料金は家庭のお財布に直撃する大きな項目であり、できる限り抑えたい支出です。しかし、具体的にどんな方法をとれば節電に効果があるのか分からない、悩みもついて参ります。今回は『電気代・光熱費』をうまく抑えて節約と貯金につなげ、資産形成に役立てようというテーマです。

1.2023年6月から電気代値上げ、その上昇率

大手電力7社が申請していた6月からの家庭向け電気料金の値上げについて、経済産業相が認可しました。(2023年5月19日時点)

ロシアによるウクライナ侵攻や円安などによる火力発電資源価格が高騰や経営の悪化を受けたものとなり、標準的な家庭の6月の電気料金値上げ幅は14〜42%、北海道で1,518円(21%)、東北で1,621円(24%)、東京で881円(14%)、北陸で2,548円(42%)、中国で1,667円(29%)、四国で1,783円(25%)、沖縄で2,771円(38%)それぞれ上昇する見通しとなります。

今年は特に寒暖の温度差が激しく、5月だというのに既に30度を超える地域もでてくるという異常気象です。また働き方改革もコロナ禍を経て大きく前進し、テレワーク層も厚くなった背景から在宅でお仕事をされる方も多いでしょう。お家にいる時間が増えるならば、どうしても冷暖房など電気を利用する機会や量も増えていきます。少しでも使用電力を抑えて、電気代を削減できるような節電方法をご紹介します。

2.電気料金を削減するための節電方法

2-1.『家電製品の使い方を見直す!』

まずはご自宅の家電製品の使い方を見直すことで節電してみましょう。具体的には以下のような取り組みです。ささやかにみえますが「1日×30日×12カ月」で考えると実は結構大きいです。面倒なものもあるかもしれませんので、まずは「できるところ」からやってみるのも良いでしょう。

  • エアコンはサーキュレーターや扇風機と一緒に使用する
  • エアコンの温度を夏28℃・冬20°で稼働してみる
  • エアコンの自動モードやエコモードなど『省エネ機能』を活用する
  • 短時間の外出ならエアコンは付けたままがいい(むしろ切らない)
  • 冷蔵庫の温度設定を「中」にする
  • 冷蔵庫の中身を詰めすぎない、冷気がまわるように仕舞う
  • 冷蔵庫の開け閉めする回数を減らす
  • 冷蔵庫の扉うちがわに冷気を逃がさないシートを吊るす
  • 洗濯はできるだけ回数を減らしてまとめ洗いする
  • 洗濯は洗濯機の8割程度にして入れ過ぎないようにする
  • 家中の照明をLEDへ交換する
  • 照明は使用しない場所を消しておく
  • テレビ画面の明るさを最大から半分ほどに抑えてみる
  • テレビは主電源を切る
  • トイレのウォシュレットや便座の温度調節する
  • ウォシュレットを使用しないなら電源を切っておく
  • 電気温水器を使用する際は入浴間隔を短くし追い焚き回数を減らす
  • 炊飯器の保温時間を減らす

などなど。とくに熱に関係する系の家電として炊飯器やウォシュレット、追い炊き、冷蔵庫は案外と大きな電気を使っていたりします。冷蔵庫の開け閉めなどは気を付けたいところですね。

2-2.『省エネ家電への買い替え』

皆さまご存知の通り、日本の家電製品の進化は著しく、各社SDGsへの足並み揃えた取り組みも相まって省エネの性能が確実に向上しています。直截的に申しまして、数十年前の古い家電は省エネ性能が低く、簡単に大きな電力を消費してしまいます。しかして新しい家電は価格がどうしても高めと腰が引けてしまいますよね。ここで作戦なのですが、最新のものとまででなくとも、ここ数年の型落ちには充分素晴らしい『エコモード機能』省エネ機能がついているものがあります。それらを選ぶことで購入コストも抑えることができます。

期的には省エネ電力での活用が見込めるので、電気料金の節約につながってくることと想定できます。えっ、具体的にどれくらい変わるかわかれば嬉しい?そんな方には環境省が設置しているこちらのサイトで比較してみて下さい。

◆省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」

環境省の取り組みである『COOL CHOICE』の一環で、省エネ製品への買換えによる電気代削減効果を簡単に比較できるサイトページです。メーカーの型番から選ぶことができるので、省エネ家電の買い替え指標としても参考にできます。

2-3.『電力会社や電気料金プランを見直す』

引っ越しなどの際に契約した『従量電灯』プランのままという人は多いかと思います。じつは電力会社や電気料金プランを見直してみることで、電気代を節約できる可能性があります。ご自身の生活スタイルや家族人数、季節ごとの料金、電力使用量などから最適な電力会社や電気料金プランを選ぶことも手段のひとつです。例えば電気とガスをセットで申し込む「セット割」や、オール電化専用のプランなどがそれにあたります。ただし、それぞれ単体で契約したほうが安くなる場合もあるので、様々なプランを比較検討してみましょう。

2-4.『ちいさなことからコツコツ、まずは使わないコンセントを抜く』

ご家庭内の家電製品は使っていないとき、電源オフになっていても、コンセントにつながっているならば消費する電力を消費します。これは待機電力と呼ばれるものです。待機電力は自宅で使用する電力量の約6%といわれています。使用していない家電製品のコンセントを抜いておくことで、これを節約することにつながります。

2-5.『夏や冬に有効な快適アイテムを活用』

季節によって、夏や冬でも快適に過ごせるようなアイテムを活用することで電気の消費量を抑えてみましょう。例えば、夏であれば『冷感触感グッズ』としてシーツやタオル、ラグマットなどを取り入れてみるのも良いでしょう。ロフトや東急ハンズ、DAISOやキャン★ドゥなどのアイデアグッズも楽しく過ごせます。冷却スプレーやすだれ、シーリングファン、扇風機や冷風機、サーキュレーター。除湿グッズなども使い勝手が良さそうです。冬ならば、発熱・保温効果の高い寝具や防寒着を取り入れるなどですね。特におススメは『遮光カーテン』です。これは四季選ばず、保温保冷に長けていると思います。

2-6.『家を長期間空ける時はブレーカーを落とす』

これから旅行や出張などで家を空けるかたも多くなるでしょう。そういった長期的なおでかけの際はブレーカーそのものを落とすのも節電に有効です。ブレーカーを落としておけば細かい部分まで待機電力をなくすことができます。ただし注意点として、冷蔵庫の中身などは無くしておく必要があります。完全に電力供給ができなくなるため、必ず電気を必要とする家電がある場合はできません。熱帯魚の水槽がある、録っておきたい録画がある、保安設備が要電力などの場合はブレーカーはそのままにして、消費電力の高いテレビやエアコンなどの電源を抜いておくなどしておけば節電になります。

2-7.太陽光などの自然エネルギーを活用する

太陽光や空気熱など自然エネルギーを活用した設備を使用することで電気代を抑えることができる可能性があります。たとえば、太陽光発電、蓄電池、エコキュートなどがそれにあたります。それぞれご自身の環境や生活スタイルなどに合うものを選択することで、最大限に活用できます。例えば『太陽光発電』であれば屋根の大きさや形にあわせて発電効率の高いものを選択する。『蓄電池』や『エコキュート』は容量が大きいほどコストがかかりますので、家族の人数や生活スタイルに合うものを選択することで導入費用をおさえることができます。

さて、じつは太陽光発電や蓄電池、エコキュートなどは国や地方自治体から補助金が出ている可能性があります。金額や対象要件などは、補助金によって異なります。補助金の申請については手続きがすこし複雑ですので、手順を間違えると申請が通らないことがあるため、業者に代行してもらうことをおすすめします。

2-8.ライフスタイルを見直してみる

この機会にライフスタイルを見直してみましょう。エアコンのフィルターの掃除はこまめにする、エアコンの室外機の周りにものを置かない。掃除機の紙パックがいっぱいになったらすぐ交換するようにする、パソコンは省電力設定で使う…といったように、日常生活の中のちょっとした対策から節電と節約につながります。

3.意外と知らない電力の単位と電気料金の計算方法

「自分がどれだけ電力を使っているのか?」。その量を把握し、おおよその電気代を推測するために、電力の単位を理解しておきましょう。

電力の単位には、家電の仕様書などに記載されている「kW(キロワット)」と、電気代の明細書などに記載されている「kWh(キロワットアワー)」という2つの単位があります。
kW(キロワット)は、使用電力を示す単位です。例えば、30Wの電球の場合、光るためには30Wの電力が必要です。100Wの電球は、30Wの電球より明るいですが、多くの電力を消費します。
kWh(キロワットアワー)は、「kW(キロワット)」に「h(アワー)」を加えた「kWh(キロワットアワー)」で、電力を1時間、消費または発電した場合の電力量を示す単位です。例えば、消費電力1200Wのドライヤーを10分使用するとしたら1200W×(10分/60分)=200Wh(0.2kWh)が消費電力量です。

電気料金は、消費電力量から計算できます。この記事中では、1kWhあたりの電気代は、27円/kWh(平成26年4月に公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が発表した新電力料金目安単価)と仮定し計算しています。

例えば、100Wの電球を1時間(1h)つけていた場合、消費電力量は100W×1h=100Wh=0.1kWhで、電気料金は0.1kWh×27円=2.7円となります。もし、24時間つけっぱなしにしていたら、約64.8円、さらに7日間つけっぱなしだと約453.6円が電気料金となり、毎月の電気代に加算されます。

※実際の1kWhあたりの電気料金は、電力会社やプランで異なっています。利用している電力会社は、1kWhあたりいくらの契約になっているか、電気代の明細書で確認をしてみてください。(政府広報オンラインより抜粋

4.おわりに

今回は「節電からの節約」をご紹介しました。変動する世界情勢や円安の影響もあり、あらゆる物価が上がってきています。そこには電気料金も含まれています。情勢に流されるままに出費を大きく貯蓄を減らしてしまわないように、前もって「能動的」に電気を節電することで対策しましょう。暮らしの中で生活基本費はなかなか抑えがたいところではありますが、逆手にとればその大きさをちょっとでも減らせれば長期的には厚みのある節約につながります。ただし、過度な節電・省エネにより体調をくずさないように、暑さ寒さにも気を付けながら、ちょっとした対策をこつこつ積み重ねることで節電・省エネをおこないましょう。まずはできるところから節電、節約。上手におさえてかしこく貯蓄につなげていきましょう。