オトクに生きて勝ち組を目指す研究所

【一緒に学ぼう】新米編集員が投資をゼロから勉強して勝ち組を目指す 前編

    

「FIRE」という生き方をご存知でしょうか。私こと新米編集員Mは存じませんでした。マックロな会社と仕事に縛られたくないと逃げ込んだこの夜にふと聞こえた「投資学んでFIRE目指してみる?」の言葉。
自由になれる気がした惑わずの年。早期リタイア、経済的自立。仕事や会社にとらわれず、何もせずに暮らして行ける生き方、優雅。目指します。では、そのためには何を学ぶ必要があるのでしょうか。

1.まず、FIREとはどんな考え方?

FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略語であり、経済的な自立と早期リタイアすること。もとはアメリカで、1980年代から90年代に生まれた『ミレニアル世代』を中心に発祥した考え方で、近年では日本でも注目されていますね。どちらかといえば『セミリタイア』『アーリーリタイア』などの呼び方のほうがなじみあるかもしれません。定年を待たず会社を退職し、ライフスタイルを形成する、という意味ではどれもよく似ていますが、『FIRE』の特長は退職時にある程度のまとまった貯蓄を形成し、それを資産運用しながら、不定期・フリーランスの仕事を持ちつつ自分らしい時間をすごしてゆくライフスタイルの事を指しています。

2.FIREの基準を満たす『年利4%以上』を叶える貯蓄額=資産総額とは

FIREとは、リタイア時にある程度まとまった貯蓄があり、それを資産運用の収益でまかなうライフスタイルです。まず自分に必要な資産総額を計算する必要がありますね。有識者たちのものの本によりますと、目安の考え方は「4%ルール」であるそうです。まずリタイアまでに自分の年間の生活費×25年分の資産を貯め、リタイア後、その資産を『年4%』で運用すること。この4%の収入で生活費を回すことで、資産を減らさずに生活できるとされています。

たとえて計算してみましょう。生活費が月20万円だと年間240万円が必要です。すると、240万円×25年=6000万円の資産が必要になります。6000万円を年4%(年240万円の利益)で運用できればいつまでも運用収益で暮らせることになります。税金や病気や事故、イベントなど突発的な支出はこれに含みませんのでずいぶんとざっくりとした計算額面であることはご了承願います。年利4%以上が出せるFIREの貯蓄基準を満たすために幾ら貯めておけばよいか、おおまかに計算できるでしょう。

3.FIREを目指すため、知るべき基本の『投資』リスクとは。

ライフスタイルとしてFIREするために、資産形成として貯蓄をがんばりました。しかし、ここで問題です。資産運用、つまり『投資』ができなければ、船(貯蓄、お金)があってもオール(運用)がないのを同じこと。目減りするばかりとなりやがて『詰み』となり、投了となってしまいます。ここでタイトルが活きてきます。そうです、ゼロからはじめるFIREライフ。ゼロ、真っゼロ。

株やFXのトレードのような華やかかつ急速に利益をだし、メディアにもてはやされた金融の寵児たちが凋落してゆくのを目の当たりにしてきた世代です。老後2000万円問題が取り沙汰され、副業や資産運用に物議を醸してもどこか他人ごとの箱にしまい、やだ怖い身ぐるみはがされる。そんなイメージを抱く同志は多いはず。しかし、冷静になりましょう。イメージに震えるばかりではFIREを目指せません。さて、具体的には投資の『何』が怖いイメージと感じるのでしょうか。それは主に、投資に伴う『リスク』です。リスク=資産大損。投資失敗。はい、無知でした。あらゆる大手銀行の投資に関する公式サイトを覗けば、きちんと投資のイロハについて教えてくれていました。

曰く、投資におけるリスクはいわゆる『危険』『損失』ではなく『可能性』のふり幅のことを意味しています。それは金融商品の種類やリターンの割合によってそれぞれであり、個々どのような内容なのかを正しく理解して、自分の性格や好み、なにより資産額にあった投資の方法と投資先をみつけることが重要とありました。投資リスクには主に、以下の種類があります。株価変動リスクや、信用リスク(デフォルト・リスク)、流動性リスク、金利変動リスク、為替変動リスクなど。投資の初心者について、これらリスクを上手にコントロールして、コツコツとお金を増やしていく方法があります。それが、「長期・積立・分散」方法による投資です。投資初心者だけの基本ノウハウでなく、投資をする先輩たちの大部分が実践する方法論でもあるようです。

4.長期目線の転びにくい投資術。基本は「積立、分散、長期」でFIREする!

FIREをはじめる時期によって個々異なりはしますが、人生100年時代が叫ばれる現代、なるべく投資元本を減らさないようにすることで長生きリスクにも対応を考えておかなくてはいけません。そのためにもリスクコントロールを考えた、長期目線での投資はより高い投資成果を生み出すために有効な手法とされています。そも『長期目線での投資』とはどういった手法なのでしょうか。それが「積立、分散、長期」3つの基本とされています。

まず、『積立』投資とは、自分がタイミングと額面を決めて定期的に金融商品を購入します。『分散』投資は、投資する地域や購入する時期、投資商品や通貨を分散させることで、価格の変動のふり幅をローリスクにおさえ、安定したリターンを狙う投資方法です。そして『長期』投資とは、長期間をかけて保有し、リターンの振れ幅をおさえ、安定した収益を得る方法です。長期で保有することで得られる複利効果も期待でき、受け取る配当金や株主優待の回数も多くなります。

比較して、短期投資はわかりやすく損益が大なり小なり確定するメリットがありますが、変動のふり幅に敏感に注目しておかなくてはいけないことや、運用の知識と経験が必要なこと、何よりリスクのふり幅が大きいためゲーム性が高くなります。FIREというライフスタイルに果たしてそぐうのかどうか、といったところでしょうか。なにより、ゼロからはじめるFIREがテーマです。初心者たる私、基本の投資術『積立・分散・長期』を心にFIRE目指すことといたしましょう。

4-1.よりよいFIREのための資産形成、初心者向けの資産運用の投資先『インデックスファンド』

諸先輩方にFIREを叶えるための投資方法について聞いてきました。FIREにむけて大きくは『投資信託』『個別株』『高配当株・高配当ETF・REIT』『不動産投資』4つの投資方法が良いそうです。FIREに重要な「資産を築くこと、毎月収入を得られる仕組みを作ること」に効果的な手法であるそうです。特に『投資信託』これは資産形成を考えるなら焦点をあてるべき一番だそうで、まずそこからご紹介します。

『投資信託』とは運用の専門家が不特定多数の投資家から預かった資金を分散投資し、その収益を投資家に分配します。特に『インデックスファンド』と呼ばれる投資信託がオススメとのこと。投資信託は大きく「アクティブファンド」「インデックスファンド」の2種類があり、インデックスファンドとは「日経平均」「TOPIX」「S&P500」など、ニュースで耳慣れた株価指数と同じ値動きを目指す投資信託です。なお、アクティブファンドはそうした株価指数より高い数字を出すことを目指す投資信託です。しかし、実際にインデックスファンドを上回る成果を出せるアクティブファンドは10~30%程度しかなく、また、アクティブファンドは手数料が高めの設定が特徴でもあります。まさにハイリスク・ハイターン。

初心者にはインデックスファンドへの投資が吉と言えましょう。投資信託については金融のプロフェッショナルが運用をしてくれるので学びが大きいこと、そして100円程度の少額から投資をはじめられるのも大きなメリットですね。ちなみに、投資信託の中でも証券取引所に上場している投資信託を上場投資信託(ETF)と呼ぶそうです。普通の投資信託は1日1回基準価格が計算され、価格が決まりますが、FTFは株式によく近い形でリアルタイムに価格変動し取引所から自由に取引をされています。

5.インデックスファンドに関連して国の税制優遇制度『つみたてNISA』『iDeCo』活用も知っておきたい

目指せFIRE!投資術。インデックスファンドをはじめ、長期投資には色々な投資先、金融商品があるのがわかってきました。さて、ここで気になる『つみたてNISA』『iDeCo』国の税制優遇制度についてもふれておきましょう。

『つみたてNISA』とは金融商品そのものでなく、中長期的に投資を行いたい方向けの『投資非課税制度』です。投資対象の金融商品は金融庁の審査によって指定されていて、いわゆるコワいハイリスク商品は入れない為、初心者の方向けといえるでしょう。なおNISAには『つみたてNISA』と『NISA』があり、後者は最長5年間の非課税期間となっており、短期的な投資者向けの制度です。つみたてNISAもNISA同様に、国の税制優遇制度があり、得た利益に対して税金はかかりません。つみたてNISAの年間非課税枠は40万円とNISAに比べると少なめですが運用期間が20年と長く、中長期的に投資を行いたい方向けです。

『iDeCo』これについても同様の『投資非課税制度』です。購入時に掛け金が全額所得控除なる、運用利益が非課税など、NISA等に比べて多くの税制メリットがあります。しかし、諸先輩方からはにiDeCoはFIREにむいてないかもしれないと聞きました。原則60歳になるまでiDeCo口座内の資金を引き出すことができないためだそうです。FIREを目指すのであれば、iDeCoを資産運用の手段のひとつとして検討するにしても、事故やケガ、急な入院など不測の事態に備えて、少額で行うのが良いかもしれませんね。

6.目指せFIRE、まずは

しかしそもそも。貯蓄がありません。ショーシャンクの空に叫びたいほどです。ブラックな仕事で自分をすり減らし、自分を愛さず(近頃流行の自己肯定感の高さとか低さを競うやつ)未来への資産形成を怠ってきた報いでしょうか。FIREを学ぶにつれ、まずは『貯蓄』であること、節約と家計管理について考える必要を感じました。痛烈です。痛い。自由になれる気がしてる場合じゃないのです。明日は携帯電話、スマホとWi-Fiについて本当にこのプラン必要なのかを相談しにショップに行きます。目標『10年後にFIREを叶える』貯蓄。本当にたった10年でFIREできるの?できるじゃない、するんだ!松岡修造さんでも吠えなさそうですがそのための後半に続きます。