オトクに生きて勝ち組を目指す研究所

もう「貯金が続かない」とは言わせない!今日から始める投資家生活

    

年金や将来の収入に対する不安の声が高まっている中で、年収400万円前後とそこまで収入が低いわけではないのにお金が貯まらないと悩んでいる方は少なくありません。
お金を貯めるコツとして「計画を立てる」や「無駄遣いをしない」などといった情報が多くありますが、収入はあるのにお金が貯まらない方は、そもそもこれらのことが苦手だから貯まらない傾向が強くあります。従って、「計画を立てる」や「無駄遣いをしない」といった貯蓄術は効果的とはいえません

さらに「自分は幸せだ」や「自分は満たされている」などの気持ちを持つといった、マインド系の方法はもってのほかです。それでお金が貯まるなら、お金で苦労する方はほぼいないでしょう。

なかなかお金が貯まらない方が将来の年金や収入に困らない勝ち組になるためには、もとから節約や貯蓄ができる方が実践している貯蓄術とは別の方法を実践しなければいけません。この記事をお読みいただいている方だけにその方法と、月3,000円からできる積立術をお教えします。

1.お金が貯まらない人が意識すべきたった1つのポイント

お金が貯まらないと悩んでいる方は、お金が貯まる方が徹底的に意識しているたった1つのポイントが抜け落ちているケースがほとんどです。
そのポイントはお金が貯まる勝ち組になることと直結しているので、脱経済的負け組の「基本」として身に付けなければなりません。

1-1.お金が貯まらない人の習慣

お金が貯まる人にあって貯まらない人にはない1つのポイントを知るために、お金の習慣を振り返ってみましょう。

1-1-1.なんとなく使っているお金が多い

なぜかお金が貯まらないという人のほとんどが持っている共通点は、なんとなく使っているお金が多いことです。
あなたはコンビニやコーヒーチェーン店などで、毎日のように何気なくコーヒーやお菓子などを買ってしまう習慣はないでしょうか?このような何気ない無駄使いはラテマネーとも呼ばれており、実は気付かないうちにかなりの消費をしてしまっている原因になります。
例えば朝の出社前にコンビニのコーヒーを買い、気分転換のためにまたコーヒーを買うと仮定します。1ヵ月あたりの営業日を20日とすると、コンビニのコーヒーだけで月の消費は4,000円にもなり、年間で48,000円にのぼります。もしこの時にチョコやスナックなどお菓子も購入すれば、月の消費はもっと多くなります。
購入するコーヒーがコンビニではなくコーヒーチェーン店のものであれば、1年でコーヒーにかける出費は20万円以上というちょっとした旅行に行けるレベルになります。

1-1-2.その場の雰囲気に流されて購入する

お金が貯まらない人は、クレジットカード入会のセールストークやセールの雰囲気に流されて購入してしまうといったことや、友人の買い物の付き合いのはずが自分もなんとなく買ってしまうケースが非常に多くあります。
これは、物を買う判断基準が「欲しいかどうか」というかなりあいまいなものであるために起こることです。なんとなく無駄遣いしてしまうことを防ぐためには、その時の気分や雰囲気で欲しいかどうかを判断するのではなく、「本当に必要なものなのか」という明確な判断基準に切り替える必要があります。

1-1-3.お金を貯めてから買うことができない

クレジットカードを利用する人の中には、「今お金はないけれど引き落としに間に合えば大丈夫」という甘い見通しで購入してしまう人がいます。また、その後にお金が足りないからとリボ払いに切り替えてしのぐ人もいます。
一度そういった癖がついてしまうと、終わらないリボ払いと増える元本に苦しむことになり、貯蓄どころではなくなってしまいます。最悪の場合、借金の返済に明け暮れることになるケースもあります。
「お金がないのに使う」という習慣は、経済的負け組の有力候補になる習慣であることを忘れないでください。

1-2.お金が貯まらない人はとにかく「支出」に意識を集中する

お金が貯まらない人は、何にどれだけお金を使っているかという「支出」の意識が抜けてしまっているケースが大半です。お金が貯まらない悩みから抜け出したいなら、まずは「支出」を徹底的に意識することです。それだけでもお金の習慣を変えることができます。
むしろ、「支出」を意識できないと貯蓄できないお金の使い方は変わらない、もしくは支出が収入に比例して増えるので、収入が増えてもお金が貯まらないままの可能性が高いといえます。つまり、いつまで経っても経済的負け組のままということです。
また、「支出」の意識は次に紹介する「先取り貯蓄」には欠かせないので、何を置いても最初にやるべきこととして癖づけることを徹底してください。

2.お金が貯まらない人から卒業できる「先取り貯蓄」

日々の節約が苦手でお金が貯まらないのなら、収入が入った時点で貯蓄に回してしまう「先取り貯蓄」が効果的です。
「先取り貯蓄」は大きく分けて3つの方法があり、それぞれにおいてさらに細かい方法に分けられます。方法によって特徴が異なるため、ご自身に合った先取り貯蓄を選ぶようにしてください。

2-1.現金で貯蓄する方法

貯蓄といえば現金を貯めるイメージが根強くあります。この方法は利率はそこまで高くありませんが、臨時で必要になった際に資金として引き出せるメリットがあります。

2-1-1.積立定期預金

積立定期預金は、銀行などの金融機関の預金口座から積立定期預金口座に自動的に振り替えていく方法で、振替日を給与の振り込み日に設定しておくことで先取り貯蓄ができるようになります。
普通預金よりも多少は利回りが高く設定されているので、貯蓄ができることと合わせて考えると普通預金口座よりも得をするといえます。

2-1-2.財形貯蓄

財形貯蓄とは、給与や賞与から天引きして貯蓄する制度のことをいいます。月々の積立が1,000円や5,000円などといった少額で可能であるため、貯蓄方法として取り組みやすいと考えられます。
また、一般財形であれば積立開始から1年経過後に引き出し可能となりますが、会社経由で続きをしなければならず、気軽に引き出すことはできません。この気軽に引き出せないという特徴のおかげで、比較的財布の紐が緩い方でもお金を貯めやすくなります。

2-1-3.社内預金

社内預金は給与や賞与の一部を天引きして貯蓄するもので財形貯蓄と似ていますが、財形貯蓄は勤務先経由で金融機関に預金であるのに対して、社内預金は勤務先が委託している信託機関に預金することになります。
2020年4月時点では厚生労働省によって社内預金の下限利率は年0.5%と定められており、比較的高い利率も貯蓄方法として魅力的です。
ただし、勤務先が倒産した場合は預けてきたお金が戻ってこない可能性があるので、企業の財政状況や将来性などをよく把握してから利用する必要があります。

2-2.保険で貯蓄する方法

お金は積立型の保険を利用して貯めることも可能です。万一の場合の備えにもなるので、必要に応じて利用すると貯蓄できるとともに安心も手に入ります。

2-2-1.養老保険

養老保険に加入しておくと、満期までに契約者が亡くなった時は遺族が死亡保険金を受け取ることができます。また、特に問題なく契約者が満期を迎えられた場合は、死亡保険金と同額の満期保険金を受け取れます。
また、死亡保険金と満期保険金の金額が異なる定期付養老保険もあります。定期付養老保険の場合は死亡保険金が満期保険金の2倍から10倍となっており、より手厚い保険となっています。ただし、月々の支払額は通常の養老保険よりも割高になる傾向があります。
養老保険の利用を検討する方の中には、手厚い死亡保障が欲しいけれど月々の支払金額が高いのは困るという方もいらっしゃるでしょう。定期付養老保険は最低限の満期保険金を養老保険で提供し、不足分の保険金額を比較的割安な保険料である定期保険で提供しているプランがあるので、保険会社の資料をよく確認して比較検討してください。

2-2-2.学資保険

子供がいる方や生まれる予定の方であれば、学資保険を利用してお金を貯める方法があります。学資保険は子供の教育資金を準備するための保険で、毎月の保険料を支払うことで進学準備金や満期学資金を受け取ることが可能です。
また、契約者である親が事故などによって死亡、または高度障害を負った場合などはその後の保険料支払いは免除となり、今まで通り保障を継続して受けることができます。
ただし、長期利用が基本であることから途中解約すると元本割れする可能性があるので、継続して保険料が支払える見通しを立ててから利用する必要があります。

2-2-3.個人年金保険

個人年金保険はその名の通り、老後資金となる年金を準備するための保険です。毎月定められた保険料を支払うことで、年金が受け取れるようになります。

2-3.投資信託で貯蓄する方法

投資信託はここまでに紹介した先取り貯蓄よりも高い利回りが期待できるため、将来に向けた資産運用として有望です。
基本的に長期運用で効果を発揮するため、万一の場合の臨時出費には不向きなので注意が必要です。

2-3-1.つみたてNISA

つみたてNISA口座を利用して投資信託を運用すれば、運用益が非課税となります。非課税枠を使用して投資できる年間金額は最大40万円で、投資期間は最長で20年間であるため、投資元本は総額で800万円まで非課税になります。
より多くの資産を生むためには、いかに節税して手元に残るお金を多くするかも重要なポイントであるため、つみたてNISAはそのポイントにおいてかなり有効な資産運用であるといえます。
また、急を要する事情でまとまったお金が必要になった時に、非課税枠を売却することで資金を作ることができます。ただし、つみたてNISAは基本的に長期投資を目的としており、非課税枠は一度売却してしまうと消滅してしまうため、余程のことが無い限りは非課税枠を残しておかないと損をしてしまう可能性があります。

2-3-2.iDeCo

iDeCo(個人型確定拠出年金)は個人で年金を作ることを目的とした制度で、毎月一定の額を拠出して投資信託などの金融商品を運用していきます。
運用益は非課税対象で掛け金は全額が所得控除となるうえに、積立金を受け取る時も所得控除が適用されるというかなり高い節税効果が特徴です。
iDeCoはその目的から60歳になるまで積立金を受け取ることができませんが、老後資金を作りたいと考えている方にはかなり有効な先取り貯蓄となります。一方でライフプランがしっかり練れておらず、運用途中に引き出したい事案が発生する可能性があるなど、不確定要素が多い方にとってはデメリットとなる可能性があります。その場合は、つみたてNISAの利用を検討することを推奨します。

3.貯金がなくても月3,000円でお金が貯められる積立術

資産運用は本来使う予定のない余剰資金で始めるものですが、お金が貯まらないと悩んでいる方は投資を始められるほどの余剰資金がないと考えられます。しかし、投資は早期で始めた方が利益を生みやすいうえに、今から貯蓄を始める余裕はない方もいらっしゃるかもしれません。
このようなケースを想定して、貯金がなくても月3,000円から始められる、つみたてNISAを利用した実践的な積立術をお教えします。

3-1.ネット証券でNISA口座を開設する

最初にするべきことは、投資信託運用のためのNISA口座を開設することです。通常の口座を後からNISA口座に切り替えることは不可能なので注意してください。

口座開設は自宅で手続きができるネット証券であれば、新型コロナウイルスに感染するリスクも抑えられるので推奨します。

3-2.ファンドは「インデックスファンド」を選ぶこと

投資信託を利用した先取り貯蓄を始めるためには、ファンドを選ぶ必要があります。ファンドにはインデックスファンドとアクティブファンド、バランスファンドの3種類がありますが、投資初心者はインデックスファンドを推奨します。
なぜならば、インデックスファンドは日経平均株価や東証株価指数などといった指数と連動するように作られており、ニュースなどで値動きのチェックがしやすく、また個別株の集合体なのでリスクの分散効果が高いからです。
また、他の2つのファンドよりも比較的運用コストが低いというメリットもあります。
3つのファンドそれぞれの特徴については「投資初心者だからこそやるべき投資信託 | おすすめする理由と賢い運用方法を伝授」で詳細に解説しているので、合わせてご覧いただくとさらに役に立つでしょう。

【参考】カチケン公式
投資初心者だからこそやるべき投資信託 | おすすめする理由と賢い運用方法を伝授

3-3.月3,000円から投資信託の積立購入をスタートする

資産運用は無理のない範囲から拠出して、長期的に運用することが大切です。それに加えて投資に慣れることも兼ねて、月3,000円の積立購入からスタートしましょう。
毎月3,000円の投資費用は、必ず捻出するようにしてください。そうしないとせっかくの積立術が破綻してしまい、将来の年金や収入の不安を解消することも、お金に困らない勝ち組生活を手に入れることもできなくなってしまいます。
そのためにも、冒頭で述べた「支出」の意識は非常に重要になります。お金が貯まらない生活から脱出してお金が貯まる勝ち組の仲間入りをしたいなら、徹底的に「支出」を意識して無駄遣いを無くし、最低でも月3,000円は確保するようにしてください。

4.まとめ

年収が400万円ほどあってもお金が貯まらないのだとしたら、浪費癖があることを疑って早急にお金の使い方を見直す必要があります。なぜならば、年収が300万円前後やそれ以下の方であっても、しっかりお金の管理をする癖がついている方は貯蓄できているからです。
また、お金が貯まらない人は「今から節約を始めて貯蓄しよう」ではなく、「今から浪費癖を直して捻出した分を先取り貯蓄してしまおう」と考えて行動した方が、将来お金に困らない確率が高まります。
本記事で解説した通り先取り貯蓄にはいくつもの方法があるので、「今すぐ」にでも月3,000円の積立術をスタートさせ、それに合わせて自身や家族に合った先取り貯蓄もしっかり検討して始めてください。