【コロナ不況脱出】借金がある方必見、今すぐ返済への道を歩み始めよう
年金2,000万問題やコロナショックによる経済不況などお金に関する不安は尽きず、借金を抱えている方の中にもできることなら投資を始めて、将来のためのお金を作りたいと考えている方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、投資は必ずリターンがあるわけではなく、損失によって借金にプラスして経済的な負担が増えるリスクがあるため、余剰のお金でするのが鉄則です。このため、まずは借金を完済することに専念しましょう。
そこで今回は、先の見えない生活からお金に困らない経済的勝ち組になりたい方のために、借金をできる限りはやく完済する方法と、完済後にとるべき行動を解説します。
この記事の目次
1.資産形成をしたいなら借金の返済が絶対条件!返済計画の立て方3ステップ
冒頭で述べた通り、借金を抱えていて使う予定のない余剰のお金がない状態ならば、資産形成をしたくても投資に手を出してはいけません。さらに借金が増えて抜け出せなくなる可能性が高いので、とにかく完済に集中しましょう。
以下にそのための返済計画の立て方を解説するので、一日でも早く借金から解放されたい方は「今すぐ」にでも始めてください。
1-1.借金返済のための借金をやめる
借金返済のために借金をする多重債務をしてしまうと利息がどんどん膨れ上がっていくため、借金の返済が追いつかなくなってしまい、いつまでたっても借金地獄から抜け出せない恐れがあるので絶対にやめましょう。
「とにかくお金を作れば良いのだ」と、投資を始めるために借金をするのも本末転倒です。そもそも投資は一週間や数か月で大金を作るようなものではなく、年単位で長期間利益を積み上げて資産を大きくしていくものであり、利益を積み上げるにも投資の基本的な知識から分析手法の知識まで幅広く学ぶ必要があり、ある程度の経験を積み上げて投資家としてのスキルを育てていく必要があります。
そういった投資の知識がないまま手を出すと、「はやく大きなお金が欲しい」という思いから無理な取引をしまったり、その場の勘に頼る取引でギャンブルのようになってしまい、損失がどんどん膨らんで転落スピードに拍車がかかるのが関の山です。
投資のいろはを学ぶのは借金を返済してからでも遅くないので、とにかく次に解説する返済計画を立てて、現状把握をしてみましょう。
1-2.返済計画を立てる
具体的な返済計画の立て方を、以下にご紹介します。
1-2-1.借金の金額を明確にする
借金を完済するためにはどこからいくら借りたのか、それぞれの金融機関の金利はいくらなのかを明確にすることが重要です。
調べ方としては、借入先が分かるなら利用明細書や会員専用ページをチェックすることで借入金額を把握できます。利用明細書や会員専用ページが分からない場合は、電話での取引履歴の請求も可能です。
もし多重債務などでどこからいくら借りたのか分からない場合は、以下の信用情報機関に問い合わせれば、借金の状態を知ることが可能です。
| 信用情報機関名 | 主な加盟機関 |
| 株式会社CIC | クレジットカード会社、信販会社など |
| 株式会社日本信用情報機構(JICC) | クレジットカード会社、消費者金融など |
| 全国銀行個人信用情報センター(全銀協) | 全国の銀行 |
問い合わせは電話でもネットでも可能なので、確実に借り入れ状況を把握するために3社すべてに情報の開示請求を問い合わせると良いでしょう。とにかく重要なのは、借金の全容を知ることです。よく分からないものを目標にするのはモチベーションも上がりません。
1-2-2.毎月の収支から返済可能額を算出する
どこからいくら借りていることが把握できたら、次は毎月の返済可能額を算出します。
まずは借入先ごとに返済日と返済額を書き出して、最低返済額を明確にします。そうすることで急な支出が必要になったとしても、今月は最低返済額を支払っておいて来月はもう少し多く返済に充てようなど、焦らず対処しやすくなります。
最低返済額を明らかにしたら、毎月返済に充てられる金額を書き出していきます。具体的な方法としては、以下に挙げるような毎月の収入と支出をリストアップし、支出を見直していきます。
【収支の見直しの例】
| 収入 | 給与(本人) | 28万円 |
| 給与(配偶者) | 8万円 | |
| 支出 | 家賃 | -10万円 |
| 食費 | -4万円 | |
| 外食費 | -1万円 | |
| 電気代 | 6,000円 | |
| ガス代 | 6,000円 | |
| 水道代 | 5,000円 | |
| 通信費 | 1万円 | |
| 保険料 | 1万円 | |
| 教育費 | 3万円 | |
| 被服費 | 1万円 | |
| 交際費 | 1万円 | |
| 日用品 | 1万5,000円 | |
| ガソリン代 | 1万円 | |
| 医療費 | 5,000円 | |
| 支出 | 277,000円 | |
| 残り | 83,000円 |
この例だと、毎月8万円が返済可能です。ただし、月によっては想定外の支払いが発生することがありますし、「自炊で節約しよう」などの計画を練ってもその通りにできない場合もあることを考慮して、支出金額を算出する時は無理のない返済計画にならないように、余裕を持った金額で計算するようにしましょう。
1-2-3.利息を計算して返済シミュレーションをしてみる
借金の返済計画を立てるためには、利息を知っておくことも不可欠です。利息は以下に挙げる計算式で算出できます。
借入残高×年利÷365(日)×30(日)= 利息
ここまでのステップで借入金額と利息と毎月の返済額が把握できたら、無料のシミュレーターを使って返済計画をシミュレーションしてみましょう。
【参考】リベルタ総合法律事務所「無料の減額診断で、あなたの借金がどれくらい減るのか、簡単チェック!」
この時に注意するポイントとして、借金の返済までにかかる期間が長くなるほど利息がかさんで返済金額も大きくなるので、可能な限り短期間かつ無理のない範囲で返済できるように、シミュレーションをいくつか試してみてください。
1-3.返済計画をもとに借金を完済する
ここまでに述べたステップを実行して返済計画を立てたら、それをもとに借金を返済していきましょう。次の章では具体的な返済方法と、どうしても返済できない時の最終手段を解説します。
2.借金地獄から抜け出す返済テクニック
借金地獄から抜け出すためには、毎月の返済金額をいかに作り出すかがキーポイントとなります。そのための方法として日常生活の見直しによって返済するテクニックと、負担を減らして上手に返済するテクニックの2つをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
2-1. 日常生活の見直しによる借金返済テクニック
できるだけはやく借金を返済するためには、毎月の支出を減らすことが有効です。そこでまずは、日常生活の見直しによる借金返済テクニックをご紹介します。
2-1-1.固定費を削減する
毎月の支出を減らす方法として真っ先に思いつくのは生活費の節約だと思いますが、その中でも固定費の削減を推奨します。固定費とは家賃や光熱費、通信費や保険料などを指します。
家賃を切り詰めるというのはより家賃が安い物件に引っ越すならありですし、光熱費も最近では様々なプランが提供されているので、見直してみると良いでしょう。
また、通信費と保険料も見落としてはならない節約ポイントです。
通信費は大手キャリアから格安スマホに変更することで、月々の通信費が大幅にカットできたケースがあるので、検討する価値はあるでしょう。キャリア変更をしないとしても、日頃の通信量をチェックしてみて、余っているようであればより通信量の小さいプランに変更するだけでもいくらか節約になります。
保険料については、将来何が起きても大丈夫なようにしておきたいという思いから、複数の保険に加入しているケースが多々あります。確かに備えあれば憂いなしという言葉がありますが、いくつかサポートが重複していて余分に保険料を支払っていることもよくあるので、保険内容を見直して不要なものは解約したり、プランを変更することで保険料の削減につながります。
さらに、もし定期購読している雑誌や定期購入しているものがあれば、それらも見直してみることで思いのほか固定費を抑えられる可能性があります。
こういった固定費の削減は常に不要な支出を削減できることにつながりますし、食費や被服費などの変動費を抑えるよりもストレスが少ないメリットがあります。
ただし、毎月の食費や被服費、嗜好品などにかける費用といった変動費もしっかりチェックして、無駄を無くす努力をしましょう。
そのためには、返済計画のシミュレーションで割り出した返済費を給料日に抜いてしまい、残ったお金で生活した方が確実です。
2-1-2.クレジットカードは1枚だけにする
借金をする人は、ついクレジットカードで欲しい物を買ってしまう傾向が強くあります。クレジットカードは手軽に使えるメリットがありますが、支出の流れが把握しにくいデメリットがあります。しっかり支出の流れを把握して買い物を制限できる人でない限りは浪費のもとになりやすいので、クレジットカードを複数持っているなら1枚にだけにした方が良いでしょう。
究極の方法としてクレジットカードを一切持たないという手段がありますが、オンラインショップでの購入や支払いに使用しているなどの理由で厳しい場合は、出かける際はクレジットカードを持たないというのも有効です。
2-1-3.1日の支出の上限を決めておく
最初に返済額を天引きしておいても、月末に生活費が足りないからと卸して使ってしまっては意味がありません。必ず残りの金額で生活するように、1日あたりの支出上限を決めておきましょう。
2-1-4.収入を増やす方法を考える
どうしても生活費の節約だけでは月々の返済が苦しいなら、副業OKの企業に勤めているのであれば収入源を増やすことを検討しても良いでしょう。
この場合は、本業で身に付けたスキルや知識を活かせる副業が稼ぎやすいと考えられます。イベント設営スタッフや解体作業員など報酬が高い副業もありますが、体力的にきつくて本業に支障をきたしてしまっては本末転倒なので、隙間時間に無理なくできる仕事を探しましょう。
2-2. 負担を減らして上手に借金返済するテクニック
日常生活の支出の見直し以外にも、借金返済の負担を上手に減らしつつ返済するテクニックがあります。一日も早く完済するためにも、先に挙げた日常生活の見直しによる借金返済テクニックと併用して実行しましょう。
2-2-1.高金利の借入先から返済する
金利が高いと完済までの期間が長くなってしまうので、複数の借入先から借金をしている場合は最初に高金利の借入先から返済していきましょう。
また、借入残高が低い場合も金利が高くなるので、残高が少ない借入先も優先して完済するようにしましょう。
そうして金利が高い借入先から減らしていけば返済の負担が軽くなるため、精神的なストレスを軽減する効果もあります。
2-2-2.借金を一本化する
複数の借入先から借金している時は返済先を1つにまとめて一本化することで、金利が安くなって返済が楽になる可能性があります。また、返済日を管理しやすくなるというメリットもあります。各金融機関ではおまとめローンなどといった借金を一本化するサービスを提供しているはずなので、確認してみてください。
ただし、借金の一本化による借り換えを行って月々の返済額が安くなった場合、完済までに時間がかかってしまって借入総額が増えてしまう可能性もあるので、現状のままで返済した場合と借金を一本化した場合を比較して、借入総額がそれほど大きな差額にならないのであれば検討すると良いでしょう。
2-2-3.借金の繰り上げ返済をする
日々の節約がうまくいっていつもよりお金に余裕がある時や、ボーナスが入った時は繰り上げ返済に割り当てると良いでしょう。そうすることで最終的に支払う利息の総額を減らすことや、完済までの期間を短くする効果が期待できます。
いつもよりお金があるからといって、せっかくのボーナスや多めの節約金を間違っても外食や服飾品などに無駄遣いしてはいけません。その分だけ返済が遅れてしまい、お金に困らない勝ち組から遠のいてしまいます。
2-3.どうしても返済できない時の最終手段「債務整理」
日常生活の支出の見直しや借金返済の負担を軽くするテクニックを使用しても、どうしても返済が無理という場合は、以下に挙げる3つの債務整理で借金を減らす方法があります。
ただし、債務整理を行うとその後の借り入れや職業の選択に影響が出る可能性があり、方法によってメリットとデメリットも異なるので、まずは弁護士や司法書士などの専門家に相談する方が無難です。
2-3-1.任意整理
弁護士や司法書士の方に借金の減額や金利の引き直し、毎月の返済額の減額などを貸し銀業者と交渉してもらい、現実的な返済条件を決めてもらうことを任意整理といいます。
2-3-2.個人再生
個人再生とは抱えている借金を返済できないと裁判所で認めてもらい、借入残高を減額してもらったうえで返済していく手続きを指します。
2-3-3.自己破産
自己破産は裁判所に破産申請書を提出し、抱えている借金を返済できないと認めてもらって借金返済の義務を免除してもらう手続きのことです。
3.もうお金で苦しまない!毎月5万円の節約で老後資金を作る方法
借金が完済できる頃には勝ち組になれない原因である浪費癖がかなり抜けて、節約できるようになっているはずです。
この段階にきた時点で、経済的に裕福になるための準備を始めましょう。
3-1.毎月の節約金額が5万円である理由
なぜ毎月の節約金額を5万円に設定したかというと、単純計算で毎月5万円節約して貯蓄することを20年続ければ、1,200万円の貯金となるからです。
この貯金額と退職金を合わせれば、それだけでも老後資金になりますが、これに加えて貯金の一部を資産運用すれば、さらに資産を大きくしてより裕福な生活を手に入れることが可能になります。
毎月5万円を捻出する理由については「老後の勝ち組|毎月5万円積立&運用で「毎月5万円」の自分年金を作る方法」で詳細に解説しているので、ご覧いただくとより理解が深まると思います。
【参考】老後の勝ち組|毎月5万円積立&運用で「毎月5万円」の自分年金を作る方法
3-2.毎月5万円を捻出する方法
ここからは、毎月5万円の貯蓄金を捻出する具体的な方法を解説します。しっかりと実践できれば、それだけ勝ち組になる時期が早くなることが期待できます。
3-2-1.借金返済で実践していた節約を継続する
借金の返済をクリアしたということは、節約によって毎月の返済分のお金を作ることに成功していたことになります。
実は、借金返済のために行った節約は実は勝ち組になるための下準備をしていたようなもので、毎月きっちりと貯蓄にまわせるお金を作る力を養っていたともいえます。
従って、借金返済で実践していた節約をそのまま継続するだけで、毎月5万円を捻出することは難しくないはずです。
3-2-2.無駄遣いをしないことを徹底する
借金を完済したからといって、気の緩みから節約によって毎月捻出できていたお金を外食や服飾品に使うなど、無駄遣いをしてしまってはいけません。
せっかく身に付いた節約テクニックを浪費で水の泡にしてしまっては、勝ち組になれるどころか借金を抱えていた頃に戻ってしまう可能性もあります。
3-2-3.「つもり貯金」をする
貯金には給料日に節約分だけを天引きするなどといった方法以外に、「つもり貯金」という方法があります。
この貯金方法は服飾品や外食など何かに出費しそうになった時に「服を買ったつもり」、「食べたつもり」、「○○をやったつもり」など、消費したつもりになってその分を貯蓄にまわすというものです。
外食やギャンブルなどの娯楽による消費が多い方は特に高い効果が得られるため、「つもり貯金」をやってみると良いでしょう。
また、500円硬貨や100円硬貨を貯金する「特定硬貨貯金」も効果的です。筆者は500円玉硬貨で実践していますが、着々と硬貨が溜まっていくのが目に見えるため楽しみながら貯金できています。目に見えて溜まっていくスピードが速い方が良い場合は、100円玉硬貨を選ぶと効果的です。
この貯金方法を実践する時は、貯金箱は壊さないと中身を取り出せないタイプを推奨します。
4.裕福な生活を手に入れたいなら「今」からでもやるべき厳選投資3選
毎月5万円の節約で100万円程度の貯金ができたら、投資を開始しても良い頃だと判断できます。ただし、株式やFXなどは専門知識や経験が必要になる比較的レベルの高い投資なので、以下にご紹介する初心者向きの3つの厳選投資から始めてみましょう。
4-1.つみたてNISAを利用した投資信託
株式投資やFXなどはその投資に関する知識や分析テクニックを常に勉強することに加えて、実践経験を積むことで投資の腕を磨くなどの努力を継続することが不可欠です。
しかし、投資信託はプロの投資家に資産運用をお任せするため、先に挙げた地道な努力をする必要がなく、比較的楽に投資利益を得ることができます。
また、投資信託はつみたてNISAやNISAなどの節税制度を適用できるため、投資によって得た利益をより多く手元に残すことができるというメリットもあります。
つみたてNISAとNISAのどちらを選べば良いのかは、「投資初心者だからこそやるべき投資信託 | おすすめする理由と賢い運用方法を伝授」で詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【参考】投資初心者だからこそやるべき投資信託 | おすすめする理由と賢い運用方法を伝授
4-2.iDeCo
NISAやつみたてNISAは運用益が非課税になる期間に制限がありますが、iDeCoは運用期間中はずっと運用益が非課税になるうえに、掛金の全額が所得控除の対象となるメリットがあります。また、積立金の受け取り時も税制優遇があるなど高い節税効果が期待できます。
ただし、iDeCoは自分で年金を作ることを目的とした制度であるため、60歳以降にならないと引き出せないので注意が必要です。
4-3.REIT
REITは不動産型の投資信託で、投資家から集めた資金で運用元が不動産物件を購入し、賃貸料など物件を運用することで得た利益から運用に必要な分を差し引いた利益を、投資家に分配する仕組みとなっています。この仕組みによって個人で運用する場合はローンを組む必要がある不動産投資も、10万円以下の支出での投資が可能となります。
不動産投資は利回りが5%前後と比較的高利回りの投資であるうえに、株式投資など特定の企業に資金を投ずるタイプの投資よりも不況に強い傾向があるため、数年後や十数年後に何が起こるか分からない世界経済に備えて、運用を検討する価値は十分あるといえます。
5.まとめ
たとえ借金を抱えていたとしても、今から取り組めば将来お金に困らない生活を手に入れることは十分可能です。
そのためには本記事を参考にして返済計画を立て、毎月しっかりと返済していくことに集中しましょう。それが勝ち組になるための絶対条件です。
そして、借金の完済後は資産形成のための貯蓄をスタートさせ、ある程度貯金できた段階で余剰資金を元手に資産運用も開始すれば、悠々自適な老後も夢ではありません!

メニュー
閉じる
