オトクに生きて勝ち組を目指す研究所

今からはじめるのだって遅くない『効果的なお金の学び方』【前編】

    

こんにちは、編集者Mです。わたし達は『お金』についてどのくらい知っているのでしょうか。「知っている」とは硬貨や紙幣の由来や歴史についてのお話ではなく、お金を「活かす」そのための知識と経験があるということを指します。

老後2,000万円問題が叫ばれる今、『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(原作:FUNA 漫画:モトエ恵介(Kラノベ文庫、シリウスKC))』というライトノベル小説が人気になるくらいには若い方にも老後について関心が深い時代です。ちなみに『老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます』は2023年1月にTVアニメになりました。Web小説投稿サイト「小説家になろう」で累計1億2,000万PV越え(公式発表2022年10月時点)。『ろうきん』の愛称で呼ばれるこの物語は、童顔小柄な少女18歳・ミツハが主人公です。ミツハは愛する家族を事故で失い、天涯孤独に。その心痛から大学受験は失敗、泣いている間もなく両親の保険金を狙う輩も現れ、家の維持費や生活費など数々の『出費』!進学か就職かと懊悩するミツハはある日、謎の存在から現実と「異世界」を行き来できる能力を与えられます。そしてミツハが思いついた将来設計は、二つの世界で10億+10億の合計20億円=8万枚の金貨を貯めるというもの。頼れる者のいない彼女の安泰な老後のために…!【公式サイト(https://roukin8-anime.com/)より参考】というストーリーです。

さて、老後2,000万円問題です。これは金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」による「老後20~30 年間で約1,300 万円~2,000 万円が不足する」という試算を発端に、いかに老後の資金を形成するかをめぐる問題のことです。「2,000万円」という数字は、夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯において、毎月約5.5万円の不足が生じるため、20~30年間の不足額が約1,320~1,980万円に上るという試算に基づいたものであるとされています。この数字=2,000万円は、あくまでモデルケースでの老後資金の不足額です。ライフスタイルも個々違いますので、実際の不足数字は人によって異なってまいります。自分の老後資金を把握するために、今一度試算してみることも大事です。

日々発表される内閣府の計画に右往左往させられる今、年金支給額が減少する可能性も有り得ます。未来を安心して迎えるためにも、早い時期から老後のライフプランを立てておくことは重要です。効果的なライフプランを立てるためには、まずお金とは何かについて「知る」ことです。そこで本題です。お金についての勉強はどこから手をつけるのが正解なのでしょう?『お金の学び方』これから始める方に効果的な方法をいくつかご紹介します。

1.お金を学ぶ重要性

そもそも、何故お金を学ぶ必要があるのでしょうか。近年、金融教育の重要性が注目されています。2022年からは高校で資産形成の授業が始まりました。お金を学ぶことは大人にはもちろん、子どもにも必要です。むしろ、子どもの頃からお金について知識を積み重ねておくことは未来において強力な武器となります。お金について能動的に学ぶことや、活かすことが推奨されなかった世代の方も実は多いと思います。お金について学ぶことがどうして重要なのか、そしてどのように勉強したらよいかわからない。若い方はもちろん、年齢を重ねても遅くはありません。共に未来のために知識を蓄えて参りましょう。

1-1. お金を学び知識を得ることは人生の不安解消に役立つ

自分が持っている資産について安心している人はどのくらいいるのでしょうか。一部の富裕層を除き、ほとんどの方が今の収入や預貯金、支出にと不安を抱えていることでしょう。特にコロナ禍の影響で収入が減少した人も多くあります。内閣府が行った世論調査では、一般的な悩みや不安の項目として「自身の健康」に次いで「老後の生活設計」「今後の収入や資産の見通し」が上位に挙がっていました。

では、この不安を一生抱えて生きていきますか?答えは絶対NO!です。正しくお金について知識を学び、人生における不愉快な喉の骨「不安」を解消しましょう。お金について不安になる原因は、必要な時にお金がない、足りない。作れないかもしれないことです。将来起こり得るライフイベントについての資金を把握し、対処法を確保しておくことができれば、怖い不安の種はある程度は解決できるでしょう。お金について不安を解消するには、お金について知識を得ることです。知識があれば、お金に関するさまざまな不安やリスクを回避することに役立つでしょう。

2. お金を学ぶことで得られるメリット

では、お金を学んで勉強することでどのようなメリットが得られるのでしょうか。起こり得る具体的な例をみていきましょう。

2-1. ライフイベントに適切な対処ができる

人生の節々、ライフイベント。結婚・子育て・住宅購入等をお考えの方には都度、大きなお金が必要になってきます。必要な資金を工面できなければ、それぞれ選択肢は小さくなってしまうでしょう。お金について学んでおくことで、起こり得るイベントに向けて必要な資金の額がわかり、適切な準備のための計画を立てることができます。

2-2.家計を管理するための「お金の流れ」の把握

毎日の暮らしにおいて、家計は一番大切な経理です。これを黒字で計上してゆくには、お金の使い方を考え、支出を抑えること。しかし、むやみやたらな節約では長続きしません。心身ともに疲弊してしまい、ヘタをするとリバウンドを起こしかねません。
もしあなたの家計に赤字が続いているのなら、何か問題がある筈です。だいたいの原因として、収入と支出のバランスを把握できていない、無意味な無駄遣いが続いているなどのケースが大半です。
これを立て直し、未来のために貯蓄へ繋げていくために、収入と支出のバランスを把握する。そして無駄遣いのポイントを見つけて改善することが必要です。
お金を学んで家計経理の管理を身につけて節約するべき方法を理解し、上手に生活をまわしていきましょう。そうすることで無理のない暮らしと貯蓄が叶います。

2-3. 社会人のお金のしくみや保障、税金について知識を得る

おうちのお金を管理し、経理を黒字化する計画を立ててゆく。そしてライフプランのための資金計画をすすめてゆく上で、社会人としてのお金のしくみや保障、税金について知識は必須項目です。たとえば将来、どれくらいの年金が貰えるのでしょうか。これを把握しておくことで、老後どれくらい資産が必要であるのかわかります。
社会保障としての医療費控除や、ふるさと納税。iDeCo(個人型確定拠出年金)やNISA(少額投資非課税制度)などの税制優遇を活用することで税金支出をおさえることができます。
そして、生きていくうえで様々な「万が一」があります。そうした事態に陥った際、社会保障制度を利用するには、大概の場合においてなんらかの申請が必要です。
お金の基本知識として、社会人のお金の仕組みや保障、税金について学んでおくことはかなり大切なのです。

2-4. 資産形成について

貯金が大好きといわれる日本人ですが、近年はもう長くマイナス金利政策が継続しており、預貯金のみの方法で資産を増やすのは難しい時代です。しかしながら、お金について学んでいないと、運用リスクや投資の難しさばかりが目について、二の足を踏んでしまいます。

資産を形成する上で大事なことは、ご自身のリスクの許容枠を知ることです。それに沿った金融商品や保険商品を見極め、活用してゆくことが必要になります。金融商品の性質や知識を身につけることで、適した運用を選択することができますし、かつ効率的な資産形成ができるのです。また金融を知ることは経済を知ることになります。最近は特に世界情勢の煽りをうけて、物価も上昇しています。インフレへの対策としても経済・金融は学ぶべきお金の知識です。

3.お金の学び方 chapter『学びたいタイトル』

お金を学ぶとはいってもいったい何について勉強すると良いのか。上に述べて来た内容だけでもアタマパンパンになってしまう!という方も多いでしょう。え、そんなことない?私はパンパンになっております。何故なら本当にお金についてのジャンル、タイトルは海のように空のように広い。大地も仲間に入れておきましょう。広い。ですので、まずひとつひとつ潰していきましょう。そう、プチプチシートもどれだけ広いものでも積み重ねですべて潰すことができます。ちなみにプチプチシートの正式名称は「気泡緩衝材」といいます。 メーカーさんによっては「エアパッキン」「エアークッション」「エアーキャップ」など様々な名前で販売されています。なんの話や。

余談はされおき。お金の学び方chapter1はまず、学びたい「タイトル」を決めてみましょうか。基本的なタイトルとして6点を挙げてみます。「ライフプランニング」「社会保険と年金」「資産運用~金融商品」「リスク管理商品って?~生命保険や損害保険」「税金」「相続」の6つです。ざっくりとそれぞれの内容と、学ぶメリットについて具体例を解説します。ただし、これらタイトルはまずは流し読みしてみてください。実際に決めるのは、次項である『お金の学び方 chapter『学ぶ目的』』をお読みいただいてからをお勧めします。

3-1.ライフプランニング

ライフプランニングはお金について基本中の基本とお考え下さい。ずばり、人生生涯におけるLIFE・PLANNING=生活設計です。自分が将来やりたいことや夢、生活についての収支の設計計画を行うことです。ライフプランニングについて学ぶことで、生活・人生においての収支経理を計画的にまわせます。これを取り入れることで、たとえば将来必要になってくるお金をどのように準備し、貯蓄し、支出するべきなのか、その段取りなど等を考えるのに役立ちます。

3-2.社会保険と年金

これも社会人として、お金について基本的な知識として学んでおく必要があります。健康保険、雇用保険。介護保険などの公的な保険、公的年金の仕組みや受け取り方。将来において安心して暮らしてゆくために必須な知識とお考え下さい。社会保険と年金について学ぶことは、具体的に自分が将来に幾ら年金を受け取れるのかがわかります。老後の生活設計について把握するべき数字なのです。あわせて、ご自身や家族に万が一の有事が起きた場合、公的保障についての知識があれば強い味方になり得ます。

3-3.資産運用~金融商品について

資産運用を学ぶことで得られる知識はご自身の資産形成に活かすことができます。
預貯金はもちろんですが、何をしているのかわからない株式や債券、投資信託等の運用商品。それらの特徴や仕組みについて知識を得ることで、リスクやメリットを把握します。どんなサイトにも掲載されていることですが、資産運用を行うことは必ずリスクがついてきます。しかし、資産運用の仕組みをきちんと理解することで、自分が「許容できるリスク」を設定し、将来において適切な投資に取り組むことができます。
あわせて、税制優遇のある商品「NISA(少額投資非課税制度)」iDeCo(個人型確定拠出年金)を覚え、活用することで資産運用を有利に進められます。

今からはじめるのだって遅くない『効果的なお金の学び方』【後編】へ続きます