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【一緒に学ぼう】イチからはじめるFX、新米編集委員がまとめるFX用語集~た行(と)・な行(なにねの)は行(はひ)編

    

こんにちは、新米編集員Mです。今回はFX用語集『た行・と』より始めさせていただきます。FXをはじめるにあたり、基礎の言葉からプロが使う用語までをご案内していきます。ざっと辞書的に流し見しておくだけでもチャート分析やFXシミュレーションにつまずきません。FX初心者から、あらためて用語を確認したいベテランまでお役にたちますように。

「と」からはじまる代表的なFX用語

【投売り】
買い持ちのポジションを損切り覚悟で売る場合をあらわします。売り持ちのポジションを損切りする場合について『踏む』『踏まれる』と表現することもあります。

【投機】
実需はなく、単にレートの変動による利益を得ることを目的に売買を行うことをあらわします。なお、それを行う投資家のことを『投機筋』と呼びます。

【特定投資家】
適格機関投資家や取引の状況、諸々の背景理由から合理的判断し、資本金の額が5億円以上であると見込まれる株式会社をあらわします。特定投資家向けの取引については書面交付義務などが適用除外されます。

【途転注文】
決済注文の1つで、取引中のポジション・建玉を決済し、同通貨ペアの反対方向の建玉を持つことをあらわします。決済注文と新規注文を同時に発注する注文方法です。思惑が外れて含み損が出ているポジションを損切りして、そのまま損切りと同じ方向の新規エントリー注文を入れ、相場観を真逆にして利益を狙います。カタカナで「ドテン注文」と表記することもあります。

【独歩高】
ある特定の通貨だけが上昇した場合に『独歩高』とあらわします。また、これと反対にある特定の通貨だけが下落することを『独歩安』とあらわします。

【取引証拠金】
保有しているポジション・建玉を維持するために必要な証拠金をあらわします。

【トレジャリー】
米国財務省証券=国債のことをあらわします。米国国債は世界最大の流通量と売買量を誇る証券であり、その値動きや利回りの動きは世界の金融市場の指標となります。

【トレンド】
値動きの傾向のことをあらわします。ドル円の取引の場合であるなら、ドル高円安に向かう値動きの場合を『ドル高(円安)トレンド』ドル安円高に向かう値動きの場合であるなら『ドル安(円高)トレンド』とあらわします。相場においてはこのトレンドに乗ることを重要とされています。

【ドルコスト平均効果】
毎月、株式や通貨などを一定の額で買い付けていくことにより、価格が下落した時に大きな量を購入でき、価格が上昇した時には小さい量を購入できるようにすることで、平均コストを平均化する手法をあらわします。長期的に上昇トレンドであれば効果的な投資法とされていますが、長期的に下落トレンドにある場合はマイナス面ともなり得る手法です。

【ドルブル(ベア)】
ドルに対して強気=ドルが上昇すると考える場合をドルブル、弱気=ドルが下落すると考える場合をドルベアとあらわします。

【ドルペッグ】
自国の通貨レートを米ドルに連動させる実質的な固定相場制度のことをあらわします。ドルに対しての為替レートは安定し、貿易や投資を円滑に行なうことがメリットです。デメリットとして、通貨レートを維持するためにアメリカの金利政策に追随しなければなりません。この『ペッグ』制は、経済基盤の弱い国が自国通貨レートを、経済的に関係の深い大国の通貨と連動させることにより、経済を安定させるために用います。

【トレール注文】
決済の逆指値注文時に選択できる注文方法をあらわします。通常の逆指値注文では、注文の執行条件に価格を指定します。対してトレール注文は『トレール幅』を設定します。発注後にトレール幅として設定された値幅の分、保有ポジションに損失が発生する方向へ値動きがあった時点で逆指値注文が執行されます。

「な」からはじまる代表的なFX用語

【仲値】
金融機関にて提示される、基準になるレートのことをあらわします。銀行の窓口では午前10時ごろのインターバンク市場の水準を参考に、対顧客公示レートを決めます。大きな相場変動時等を除き、その日一日に適用される基準レートとなります。

【仲値不足】
仲値決済による外貨の需給バランスで、外貨(おもに米ドル)が不足しているに場合に使われる言葉です。つまり不足している『モノ』の値段は上がりますから、この『仲値不足』はドル買い材料となるとお考え下さい。

【ナッシング・ダン】
取引不成立をあらわします。ダンの反対で、取引完了でない場合は=ナッシング・ダンです。

【成行】
現在提示されているレートで売買する注文方法のことをあらわします。『プライスオーダー』『マーケットオーダー』とも同義語です。株式投資の場合なら成行注文を出すといくらで約定するかはわかりませんが、FXの場合においては、成行注文を出すと、そのときのレートが提示され、そのレートでよければ実際に注文を出すという方式をとります。

【成行注文】
あらかじめ価格を設定しないで行う注文をあらわします。

【難平】
損失を平準化するための売買手法の一つをあらわします。「ナンピン」とカタカナで表現されることも多いです。

「に」からはじまる代表的なFX用語

【日銀短観】
全国短期企業経済観測調査のことをあらわします。4月・7月・10月・12月に発表する経済動向です。ここで発表された景況感によって円相場が影響を受けることがあります。

【日銀展望レポート】
年4回(1月、4月、7月、10月)の政策委員会・金融政策決定会合において審議、決定のうえ公表される経済・物価情勢の展望レポートをあらわします。実質国内総生産(GDP)、国内企業物価、消費者物価の予想が数値で示されることから、金融政策運営の判断材料となります。

【日銀当座預金残高】
金融機関が他の金融機関との決済などの目的で日銀に開いている当座預金口座の資金量をあらわします。金融機関が自由に使える手元資金の量を示しています。この資金量を増やすことで、日銀は金融機関を通じて企業の貸し出しなどが増える金融の量的緩和政策を進めています。

【日計り商い】
ポジションを翌日に持ち越さず、その日のうちに手仕舞いをする取引のことをあらわします。『デイトレード』と同義語です。なお、翌日までポジションを持ち越す取引のことを『オーバーナイト取引』とあらわします。

「ね」からはじまる代表的なFX用語

【値洗い】
毎日の市場価格の変化に伴い、評価替えする手続きです。ポジションの時価評価を行なうことをあらわします。

【ネッティング】
外国為替取引で債権債務の残高を差し引きし、最終的にその正味について決済する方法をあらわします。

【年金】
一般には、定年後に受け取る厚生年金や国民年金のことをいいますが、FXでもスワップポイント収入を活用して実質的な私的年金を構築することができます。

「の」からはじまる代表的なFX用語

【ノーオファー(ビッド)】
売り手がいないことをノーオファー・オファーがないとあらわし、買い手がいないことをノービッド・ビッドがないとあらわします。

「は」からはじまる代表的なFX用語

【始値】
特定の時間軸における最初の値を始値といいます。日足チャートであればその日の初値、60分足であれば毎時00分に初めて付いた値のことです。対義語は『終値』です。

【ハゲタカ】
企業買収を仕掛ける対象企業の株式や社債などが安くなっているタイミングを狙って買収を行い、その企業の経営に深く関与して企業価値を高めた後に売却することで、高い利回りを獲得することを目的とするファンドの俗語です。『ハゲタカ・ファンド』ともあらわします。

【ハト派】
為替相場においては経済状況について慎重な見方をする向きや、利上げ反対派のことをあらわします。対義語は【タカ派】です。

「ひ」からはじまる代表的なFX用語

【引値】
株式相場や商品先物相場などにおいて、一定期間の取引を終えて最後に成立した価格をあらわします。同義語は『終値』です。

【日計り商い】
翌日にまでポジションを持ち越さずに、その日のうちに手仕舞いをする取引のことをあらわします。同義語『デイトレード』も一般的な呼称です。なお、翌日までポジションを持ち越す取引は『オーバーナイト取引』とあらわします。

【評価益(損)】
持っているポジションを市場価格で計算した際、利益が出ているときならばその利益額を『評価益』損失が出ているときにはその損失額を『評価損』とあらわします。なお実際にそのポジションを決済して、利益を確定したときには『実現益』損切りしたときには『実現損』とあらわします。

【評価損益】
ある時点のレートにおいて、未決済のポジションを評価し、計算上でいくら損益が出ているかを表わしたものです。現在保有しているポジションのスポット損益とスワップ損益の合算金額をあらわします。

【ヒストリカル・ロールオーバー】
為替取引・スポットは通常、2営業日後が決済日となりますが、それ以降もポジションを持ち続けられるようにするために『ロールオーバー』ポジションの繰り延べを行ないます。その際に、過去に約定したレートをそのまま使って、ポジション保有期日を延長することをヒストリカル・ロールオーバーとあらわします。

【ヒット】
特定のレートで売られたこと、もしくは約定したことをあらわします。

【ビッド】
通貨を売買する場合、一方が売値と買値を提示し、もう一方がそれが妥当だと考えたなら売り買いに応じます。ビッドはこのプライスを提示する側の『買値』のことをあらわします。提示された側はそのプライスで売ることになります。なお、プライスを提示する側の売値のことを『オファー』『アスク』といいます。
平たくいえば、FXではBIDが買値、ASKが売値です。

【PIPS】
『Percentage_in_points』の略語です。最小通貨単位の1パーセント(1/100)を意味しています。

【ピボット】
J・W・ワイルダー・Jr.が考案したテクニカル指標をあらわします。前日の高値・安値・終値の三つの値をみて、当日のサポート=支持や、レジスタンス=抵抗となりそうなところを推測する考え方を指します。

イチからはじめる『FX』~総国民資産運用の時代をうまく生き抜くために

今回のFX用語集では~た行(と)・な行(なにねの)は行(はひ)編をご紹介しました。FX資産運用はは少額からでも大きな利益を狙えることが大きな特長です。初めての投資ですから、リスクのふり幅をちいさくし、楽しんでいくためにまずは仕組みを知ることから始めましょう。そのためにも用語は重要なキー・パーツです。FX投資、次回は「ふ」以降より始まる用語集をお届けします。