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【一緒に学ぼう】イチからはじめるFX、新米編集委員がまとめるFX用語集~かき編

    

新米編集員Mです。今回も引き続き、FXをはじめる際に必要な用語集です。初心者にはわかりにくい・理解しづらい専門用語をわかりやすく解説していきます。今回は「か」からはじまる言葉をご紹介します。既にFXの専門取引会社を選び、アプリやパソコンで実際に運営を始めている人にも、これから専門書を読む、シミュレーションを行う方にも必要な武器であるFXにまつわる言葉集。ふんわりと理解していては経済ニュースも正確に読み解けません。FX初心者の方にはもちろん、改めて用語を確認したい上級者の皆さんもぜひご覧ください。
特にこれからFXを始める方が知っておくべき用語は字を赤色にしています。忙しい方は赤色の用語だけを読んでもOKです。

「か」からはじまる代表的なFX用語

【買い入れオペ】
日銀こと日本銀行が行なうオペレーションであり、公開市場操作のひとつです。長期国債を買い入れることで金融市場に資金を供給することを表わします。英語では『Buying operation』と表記されます。

【海外大型M&A】
M&A、すなわち企業の合併、買収の中で規模が大きいものを表わします。投資タイミングという点で注目しておきたい経済関連ニュースです。

【外貨準備】
国の輸入代金決済や債務の支払いなどのために準備しておく外貨のことを表わします。なお、日銀・財務省が外国為替市場に円買いでの介入を行うには、外貨準備のドルを売却し、円を購入します。また円売りで介入を行うには、円を売って得たドルを外貨準備に組み入れます。

【外貨準備高】
国が保有する外貨や証券などの合計額で、外貨建ての借入金の返済など対外的な支払い能力を表わします。

【外貨建てMMF】
外貨で運用される公社債投資信託を表わします。格付けの高い公社債や短期金融商品で運用される金融商品です。主な通貨種類には米ドル、ユーロ、豪ドル、英ポンド、ニュージーランド・ドルの5種類があります。

【外国為替】
外国の通貨、もしくは異なった国の通貨を交換することを表わします。英語では『Foreign exchange』と表記されます。街中でも珍しくなくなってきた外貨両替機にも記してあるのを見た経験もあるのではないでしょうか。関連して『為替レート』を覚えておきましょう、2つの国の通貨を交換するときの比率=レートを表わします。

【外国為替及び外国貿易法(外為法)】
1949年施行、対外取引に関する基本法を表わします。1979年に改正。1997年改正。以降、新外為法では内外の資本取引が自由になり、あらゆる企業で外為業務を扱うことが可能になりました。

【外国為替市場】
外国為替とは自国外である外国の通貨と円を交換する、あるいは異なった国同士の通貨を交換することを表わします。英語では『Foreign Exchange』と表記します。関連して『為替レート』とは、2つの国の通貨を交換するときの比率、レートを指します。『外国為替市場』は商品としてその取引を行う市場を表わします。株式の売買を扱う東京株式市場のようなリアルでの市場建物は無く、ネットや電話での取引が主な市場取引となっており、銀行をはじめとする金融機関中心の市場を特に『インターバンク市場』とされています。

【外国為替特別会計】
外国為替の売買などを管理する国の特別会計を指します。円売り介入の資金は外為特会を通じて、政府短期証券(FB)の一種である外国為替資金証券、為券の発行で調達されます。介入で得たドルは外貨準備とし、外為特会の中で米国債などに替えられて運用されます。

【外国人投資家】

外為法第26条第1項に「1.非居住者である個人、2.外国法令に基づいて設立された法人その他の団体又は外国に主たる事務所を有する法人、3.本邦の会社であって1.又は2.に掲げるものが実質的に支配していると認められるもの、4.非居住者である個人が、その役員又は代表権を有する役員のいずれかの過半数を占める法人」の場合、これを『外国投資家』であると規定されます。

【外国通貨建て】
そのまま、外貨にて決済を行うという意味を表します。

【外国投信】
外国の法律に基づき、委託する会社が海外で設定や運用をする『外貨建ての投資信託』のことを表わします。なお、外国投信を扱う会社の多くは国内の投信と比べ高い運用利回りを実現できることをメリットと謳っています。これについて、収益が大きい可能性があれば、当然リスクの振れ幅も大きくなることも併せて覚えておきましょう。また外国投信のリスクについて、円高・円安の為替差益・為替差損がでるメリットとデメリットを同じく併せ持っています。

【外債】
『外国為替(がいこくかわせ)』の略であり、通称を表わしています。

【外為ディーラー】

外国為替市場において、金融機関などについて実際の取引をしている人たちのことを表わします。種別には多数あり、直物為替のポジションを持って売買を行なう『スポット・ディーラー』先物為替取引を行なう『フォワード・ディーラー』顧客を担当する『カスタマー・ディーラー』金利取引をする『デポジット・ディーラー』金利スワップなどを担当する『スワップ・ディーラー』オプション取引を担当する『オプション・ディーラー』などがあります。なお、外為ディーラーは、外国為替ディーラー、為替ディーラー、FXディーラー、Forexディーラーとも呼ばれます。すべて同じ意味を指しています。

【外為】
外貨建て債券『外国債券』を表わす言葉です。

【介入】
外国為替市場で、経済実態を反映しない相場の急変動に対し中央銀行が相場を安定させるために行なう為替売買を表わしており『平衡操作』とも称されます。相場を安定させる目的で、日銀が円を買うのを『円買い介入』とし、円を売ることを「円売り介入」といいます。これには1国で行なう『単独介入』と、複数の国で行なう『協調介入』、他の中央銀行に依頼して介入をしてもらう『委託介入』があります。

【買い持ち】
外国為替取引において、取引について通貨ペアの左側の通貨の価値が相対的に上昇することを期待して、これを買っている状態を『買いのポジションを持っている』といいます。対義語は『売り持ち』です。

【買戻し】
売りポジションを、反対売買により決済する行為を表わします。

【カウンター・パーティ】
取引相手を表わします。インターバンク取引の場合は相手方の銀行のことを指しています。

【確定申告】
納税者が所得とこれに対し賦課される税額を税務署へ申告し、税金を支払う手続きのことを表わします。一般に源泉徴収の対象である給与所得について、年間所得額が二千万円以下であれば確定申告の必要はありません。しかし、たとえばFX外国為替保証金・証拠金取引、バイナリーオプションなどで発生した益金・雑所得が年間で20万円を超えた場合は、年間の所得につき確定申告をする義務が生じます。

【仮想通貨】
ビットコイン(Bitcoin)など、インターネット上で取引等が行なわれる電子的な通貨のことを表わします。

【カバー・ディール】
顧客取引の反対売買を行うことで残高を調整することを目的とした取引のことを表わします。

【為替差益】
為替相場の変動によって生じた利益のことを表わします。対義語は『為替差損』です。

【為替スワップ】
為替取引のひとつです。日本の銀行が円を担保に入れて外国銀行からドルを借り、一定期間後にドルを返すような仕組みになっていて、主に貿易業者などが活用します。

【為替相場決定理論】
為替変動がどのような要因で起こるのかを分析したものを表わします。国際収支説、購買力平価説などがあります。

【為替手数料】
銀行で外貨預金を行なったりするときには為替手数料が必要ですが、通常は為替レートの中にあらかじめ手数料が含まれています。例として米ドルで外貨預金をおこなう場合、預け入れ時に1円と払い戻し時に1円、合計2円の為替手数料を負担することになります。

【為替変動リスク】
為替相場の変動により、損失が発生するリスクのことを表わします。

【為替予約】
為替予約とは、為替レートの変動による差損益が生じるリスクである『価格変動リスク』『為替リスク』をリスクヘッジするためにおこなう取引を表わします。将来の一定時期においての為替レートを現時点で決めてしまうというものです。これは自由にレートを設定できるわけではありません。『先物予約レート』という為替レートでの予約となります。

【カントリーリスク】
海外に投資したり融資したりする場合には何かしらのリスクがあります。『カントリーリスク』は、その投資対象国の信用度がどの程度あるのかを表すものです。たとえば国民一人当たりの国民所得や外貨準備、国際収支、政治の安定度などを判断基準とし、その国の債務返済能力の程度を判断するものです。同義語に『ソブリンリスク』があります。

「き」からはじまる代表的なFX用語

【機関投資家】
生命保険会社や銀行、信託銀行、証券会社、年金基金、ヘッジファンドなど、個人や法人から預かった資産を運用することを業務とする法人のこと表します。

【基軸通貨】
基軸通貨として主に3つの要件が挙げられています。

1.国際間の貿易・資本取引に広く使用される決済通貨であること
2.各国通貨の価値基準となる基準通貨であること
3.通貨当局が対外準備資産として保有する準備通貨であること。

現在は米ドルが基軸通貨とされています。

【期末・月末要因】
決算期末などが近づくとともに、株式などの売り圧力が強まることを表わします。日本企業の場合であるなら、銀行などの金融機関や一般企業について年間の締め決算期末になってから想定外の損失が出るなどして困ることのないように、対策として1月頃から3月期末の株価水準を予想しもって、保有株式の評価や株式運用の成績の確定などを行なうところがあります。その影響で、利益確定や損失確定のための『売り』がこの時期増えてくるとされています。

【協調介入】
各国の中央銀行が共同して行う『介入』を表わします。

【金融政策】
利上げ=政策金利を上げたり、利下げ=政策金利を下げたりをして調整をおこない、それによって経済の安定的な成長を目指すことを指しています。金融政策は各国の中央銀行がそれを行う権限を有します。

【キウィ】
ニュージーランド・ドルのことを表わします。「キーウイ」ともいいます。

【ギブン】
インターバンク市場で使われる用語です。例として、ドル/円の取引の場合はドルを「売った」という意味になります。同義語に『Youes(ユアーズ)』があります。なお、「買った」場合は『マイン』と呼びます。

【キプロス危機】
2013年3月、ユーロ圏のキプロス共和国という地中海東部に位置する人口約90万人の島国で発生した金融危機のことを指します。ギリシャ危機によりキプロスの銀行の融資や債券投資に大きな損失、不良債権が発生し、経営が立ち行かなくなったことに起因するものであり、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)に救済を求めた際に救済条件としてキプロスの全預金に対して最大9.9%の課税を導入するとしたことが引き金になりました。

【キャップ】
相場が、ある一定の水準で変動しているときの上限の水準を表わします。

【キャピタル・ゲイン】
債券や株式・通貨・不動産などについて、資産価格の上昇により生じた利益のことを表わします。対義語は『インカムゲイン』です。

【キャピタル・ロス】
有価証券などの資産価格の値下がりによる損失のことを表わします。

【キャリートレード】
低金利の資金を借り入れて、より金利の高い資産で運用する投資手法のことを表わします。具体的には「円ローンを組んで大きな円資金を借り入れし、その円資金でドルを買い、ドル転した資金で米国国債を購入する」このような方法を指します。円金利はドル金利に比較して安く、米国国債の金利は高いため、金利差が収益になります。なおFX外国為替証拠金取引において、レバレッジをかけてドルを買うことでスワップポイントを得ることもひとつのキャリートレードですが、為替レートの変動状況で差損が出ることも計算にいれておく必要があります。

【逆オイルショック】
1960年から70年代に起きたオイルショックとは反対に、原油価格の下落が世界経済の脅威となった事から『逆オイルショック』とされています。2014年末から原油価格の下落が続き、2016年1月にはNY原油が1バレル=26ドル台まで低下しました。世界経済の成長鈍化による需要の減少と併せて、産油国の減産見送りによる供給過剰という需給の両面から低下に拍車がかかりました。世界の鉱山・資源会社の経営が危ぶまれ、資源国の経済にも不安が生じるなど影響が拡大しました。

【逆指値 (ぎゃくさしね)】
株や為替の取引で収益を上げるためには「安く買って、高く売る」「高く売って、安く買い戻す」ということが基本となっています。そのため現在のレートよりも安い値段で買う、現在のレートより高い値段で売るという『指値』での注文を使います。対して『逆指値』は、より高い値段になれば買う、より安い値段になれば売る、という注文方法を表わします。これがどうしてと不思議に思いますが、実は為替取引における一般的で重要なリスク管理方法のひとつとされています。何故かというと、予想に反して相場が動く場合に備えて、一定水準以上、相場が反対方向に動いた時にはポジションを決済して損失を限定しようというときに用いるものです。FXのリスク管理としてよく謳われる、「損失をなるべく抑えて取引を行なっていく」この上で重要な手法であり、活用すべき注文方法のひとつです。

【逆ざや】
投資対象の価格変動により、購入価格よりも売却価格もしくは現在の価格の方が安くなっている状態のことを表わします。

【逆張り】
相場の方向性に沿って取引することを指します。たとえば、ドル/円相場において、ドル高の傾向にある場合「この先も続くだろう」という予測でドルを買うのが『順張り』であり、「そろそろドル高は反転するかもしれない」という予測でドルを売るのが『逆張り』です。

【キャンドル】
ろうそくのことではなく、カナダドル(CAD, Canada Dollar)の略称を表わします。

【協調介入】
各国の中央銀行が共同して行なう介入を表わします。

【ギリシャ危機】
ギリシャ危機、Greek Crisisとは、ギリシャ共和国において2009年10月の政権交代を機に、財政赤字が公表数字よりも大幅に膨らむことを明かしたことに始まる一連の経済危機を表わします。

初心者がイチからはじめる『FX』投資、勝ち組の運用につなげるために専門用語も楽しもう!

FX用語集、今回は「か・き」を選んでご紹介しました。他の行に比較して「か行」FX用語の多さに驚いています。知識ゼロの新米編集員M、FXを始めるにあたり、たくさんのキーワードにふれつつ楽しんでおります。皆様はいかがでしょうか?せっかくFXをはじめるのですから専門用語についても詳しくなっておきたいところです。次回は「けこ」以降より始まる用語集をお届けします。