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【一緒に学ぼう】イチからはじめるFX、新米編集委員がまとめるFX用語集~あいうえお編

    

新米編集員Mです。今回はFXを始めるにあたり、わかりにくい・理解しづらい用語をわかりやすく解説します。FXシミュレーションをサイトアプリで行う際や、実際にFXに資産運用を行う場合に必ず必要になってくる「FXにまつわる言葉」の数々。特にFX経験者の皆様においては、なんとなく理解している気になっていて実は間違っていたなんてこともある筈。FX初心者から、改めて用語を確認したい上級者まで目を通してみて下さい。

FX専門用語について

既に経験者の皆様には釈迦に説法ですが、FXにはたくさんの専門用語があります。FXや株取引などをこれから始める方には初めてみる言葉の用語集になるかもしれませんね。これらは正式名称である用語です。FXにまつわる教科書や専門書、ネットで検索すれば書いてあります。またFXや株取引にあたって、今やネット社会である現代です。SNSやネット掲示板でFXの情報を交換したり、拾ったりする際に、略語や独特の隠語、ネットスラングも見つけたことがある筈。今回は、FXをやっている人しかわからない独特の隠語や略称やネットスラングをあわせてご紹介して参ります。
特にこれからFXを始める方は知っておくべき用語は赤色にしました。忙しい方は、赤色の用語だけを読んでもOKです。

「あ」からはじまる代表的なFX用語

【相対取引 (あいたいとりひき)】
金融機関など当事者同士が売り手と買い手となり、相対つまり「一対一」で交渉を行い、値段、数量、決済方法などの売買内容を決定する取引方法のことを相対取引といいます。『OTC』(Over The Counter=オーバーザカウンター)とも表記されます。

【アイザー・ウェイ】
『bid(ビッド)』と『offer(オファー)』が同じレートという意味です。『choice(チョイス)』とも表記されます。

【アウトライト】
直物為替や先物為替の売買を単体で行うことを指します。

【アゲインスト】
保有しているポジションに損失が出ている状態です。対して、利益が出ている状態のことは『Favor(フェイバー)』と表記されます。また『アゲンスト』とされることもあります。

【アシスタントディーラー】
『ディーラー』の補助をする人のことです。なお、ディーラーは自分の判断で売買を行う権限がありますが、アシスタントディーラーは自己判断せず、サポートを行うメインディーラーの判断での取引と行います。このAD(アシスタントディーラー)期間を経てディーラーとなるのが一般的です。

【アスク】
『プライス』を提示する側=当社の売り値のことを指します。なお『アスク』=『オファー』と同義語です。提示された側=お客様はそのプライスで購入します。

【アストロロジー】
『Astrology(アストロロジー)』月齢、月の満ち欠けを参考にして投資を行なう手法とされています。とくに満月や新月は相場のトレンドが転換しやすいとされますが、科学的には証明されていません。

【アセット】
資産のことを指します。

【アセットアプローチ】
外国為替相場の決定理論の1つです。『ケインズ派』の資産動機選択説で、二国間の利子率の高低によって為替レートが決定されるという理論を表わします。

【アナリスト】
個別の株価や相場全体の動きを分析して、FX資産運用する対象者に情報を提供する人の事を指します。チャート分析などのテクニカル要因を活用するタイプの『テクニカルアナリスト』と、経済統計や経営実態、世の中の状況をあわせてファンダメンタル要因を中心に分析するタイプの『ファンダメンタルアナリスト』と大きく2つに分けられます。

【アノマリー】
相場について理論では説明のつかないような変動が起こることがままあります。その意味を表わします。

【アベレージ・コスト】
同一銘柄のポジションを複数保有している場合、その平均の持ち値のことを表わします。
『アベクロ』と略されることもあります。

【アマウント】
『取引量』『取引単位』を表わします。

【アービトラージ】
価格差を利用した『さや取り』のことです。『裁定取引』とも同義語で呼ばれます。現物市場取引における為替レートと先物市場で取引する為替レートの『Gap(ギャップ)』を利用して利益を出す手法のことを表わします。例として現物市場の為替レートと先物市場の為替レート、そのGap(ギャップ)を利用して利益を出す、などとして使用します。

「い」からはじまる代表的なFX用語

【イエレンダッシュボード】
『Yellen’s Dashboard(イエレンダッシュボード)』と表します。米連邦準備理事会(FRB)イエレン議長が、利上げ開始時期を判断する上で重視すると考えられている9つの雇用関連指標のことを表わします。以前に重要視された「失業率6.5%」を達成することよりも、労働市場を広く確認する意図があるとみられています。

【異次元金融緩和】
2013年4月、日本銀行金融政策決定会合で決定された新たな金融緩和策の通称です。日本銀行の黒田東彦総裁から「量的・質的金融緩和」として発表されました。従来の政策を超越した内容から異次元と表現されます。緩和度合いを測る目安について、それまでの「資産売入基金」の規模拡大でなく「マネタリーベース」すなわち、中央銀行が供給する通貨の規模に変更しました。2012年末当時、138兆円であったマネタリーベースを2年間で2倍に増加させ、量的および質的な金融緩和を推進。期待インフレ率の引き上げ、デフレ脱却を目標としました。英語では『Unprecedented monetary easing』と表記されます。

【板】
英語では『Order book』と表します。現在値を中心に、上下のレート(値段)についてどのくらいの売買注文が入っているかを視覚的に並べたものです。これを見ることでマーケットの縮図を捉え、どの値段の水準が相場の上値抵抗線であり、下値指示線となるのかを推測します。

【いってこい】
相場において「上昇」もしくは「下落」したあと反落・反転し、結局もとの相場水準と同程度の水準に戻ることを表わします。

【委託介入】
当該国における中央銀行が、他国の中央銀行に市場介入を代行してもらうことの意味を表わします。

【イフ・ダン(If Done)】
新規の注文と、その注文が成立してできるポジションに対しての決済注文が「同時に出せる」注文方法を表わします。新規の注文が成立した直後、自動的に決済注文が有効となります。

【インカムゲイン】
利子・配当による収益のことを表わします。対義語として、投下資本そのものの価格変動による利益、為替差益などのことを『キャピタルゲイン』と呼びます。

【インターバンク市場】
銀行間外国為替市場のことを表わします。これの取引参加者は金融機関・大手証券会社となります。参加者は直接もしくは関節で仲介『ブローキング』にて通貨取引を行います。

【インターバンクマーケット】
外国為替市場において外国為替取引、FX取引を行う場合、専門の金融機関・銀行同士はリアルの物理的取引所、たとえば東京証券取引所ではなく、インターネットや電話といった通信インフラを使用して行います。これをインターバンクマーケットと表します。今、主流となっているのは直接で通貨の売買を行う『ダイレクト・ディーリング』です。このように直接で通貨の取引を行う場合の他、『ブローカー』と呼ばれる仲介業者をからめて間接的な取引を行う場合があります。

【イールド・カーブ】
利回り曲線を表わします。主に国債の利回り金利と、償還期間との相関性を示す曲線を指します。

【イールドカーブコントロール】
金融市場における調節で、短期金利と長期金利の操作を行なうことを表わします。

【1本】
100万ドルのことを表わします。インターバンク市場においてディーラー間で取引をする場合の最小単位です。

「う」からはじまる代表的なFX用語

【ウォールストリート】
ニューヨーク・シティにある金融街を表わします。NY証券取引所があり、大手の証券会社や銀行が集中している世界に名だたる金融街です。

【売り持ち】
外国為替取引、FX取引において取引対象の通貨の価値が相対的に下落することを期待し、これを売っている状態を表わします。『売りのポジションを持っている』とも言います。

【ウップス】
『窓』と呼ばれる月曜日の朝の現象を利用する売買手法を表わします。チャートに現れる『ローソク足』と呼ばれる図式をみて、その途切れるスキマ=窓をみて売買します。デイ・トレードなどにおける短期の売買法です。

【上値】
現在の値段以上の値段のことを表わします。対義語は『下値(シタネ)』です。

【上値抵抗線】
チャート分析を行う場合、上昇場面において『売り』の圧力が高まり、上昇を抑えられる水準を示した線を表わします。

【上放れ】
価格が急激に直前の取引水準より飛び放れて高くなることを表わします。対義語は『下放れ』です。

【売りオペ】
日銀が行う公開市場操作の一つです。市中銀行に対して債券などを売却し、市中の余剰資金を吸収することを表わします。金融引き締めの要因となります。対義語は『買いオペ』と表します。

【売り一巡】
一時に出た売り物が大方なくなったことを表わします。『売り物一巡』とも呼ばれます。

【売り建ち】
先物市場において新たに売り付けることを表わします。

【売り持ち】
外貨を売っている状態のことを表わします。『ショート』と同義語であり、どちらも一般的に使われます。

【売り玉】
先物取引で売ったものを買い戻してない玉のことを表わします。

【売り相場】
売り方が有利とみられる相場の事を表わします。『下げ相場』とも呼ばれます

【売り越し】
個人投資家などの特定の売買主体が、一定期間内に買付けた株式金額を超える売却を行った状態のことを表わします。

【売出】
売出とは「既に発行された有価証券の売付けの申込み又はその買付けの申込みの勧誘のうち、均一の条件で、多数の者(非開示会社であれば50人以上)を相手方として行う場合として政令で定める場合に該当するものをいう。」(金融商品取引法2条4項)とされています。なお、1億円以上の売出しを行った場合、有価証券届出書および添付書類を3通作成し、財務局長等に届け出る必要があります。

【売残高】
信用取引において株式の売付けを行う場合、顧客は証券会社から借りた売付け株券3ヶ月又は6ヶ月までに返済しなければならないとされています。『売り残高』は、まだ返済されていない売付け株券の量のことを表わします。

【薄商い】
市場の売買高が少なく取引に活気がないことを表わします。商いが薄い、板が薄いとも表します。

「え」からはじまる代表的なFX用語

【エクスポージャー・リスク】
価格変動リスクのひとつを表わします。リスク・リターンを実現するための「運用資産を複数組み合わせた全体」を意味する『ポートフォリオ』について、何か急に変更があり、そのために起きた相対的な価格変動からのリスクを指します。英語ではExposure Riskと表記します。

【エコノミック・アウトルック】
ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め38ヶ国の先進国が加盟する国際機関『OECD』が5月・11月に発表する主要国の経済見通しを表わします。

【エマージング市場】
成長の初期段階にある市場・国において、高い経済成長が期待される、もしくは遂げている中南米・アジア・ロシアといった成長の初期段階にある市場を表わします。併せて潜在力がある発展途上国の市場をも含みます。

【エマージング通貨】
エマージング市場における通貨を表わします。「新興国通貨」も含みます。

【エリオット波動】
チャート分析における理論の一つです。「相場波動における基本は、5つの上昇波動と、それに続く3つの下降3波動の組み合わせで成り立つと考える」というもので、R.N.エリオットによって確立された理論です。

【円の国際化】
円が国際通貨・国際機軸通貨としての役割を担い、決算もしくは投資のための通貨として幅広く使われる事を表わします。

【円安】
たとえば1ドルが100円から110円に為替相場の値段が上がる場合、日本円の価値が外貨ドルに対して低下したことを意味します。この場合を円安ドル高と表します。

【円建て】
輸出者が外国から商品を輸入として送る際に価格を『円』で表示する契約を結び、実際の支払いも円で行う事を表わします。

【円投】
円資金を外貨に投入し、外貨で運用する操作を『円投(えんとう)』と表します。

【円転】
外貨資金を円に転換して、円貨で運用する操作の事を表わします。

【円転の地合い】
金利裁定取引などで、直先スプレッドが金利差より大きくなっているときには、円転して裁定機会を捉える事があります。その市況を表わします。

【円高】
1ドルが100円から95円のように為替相場の値が下がる場合を、日本円の価値が外貨ドルに対して上がる事を円高と表します。

【円高不況】
急激に円高が進んだ場合、輸出大国である日本が不況に陥ることを表わします。

【営業日】
銀行など金融機関において実際の営業日の事を表わします。祝日・休日は含まれません。

【延刻】
あらかじめ定められている取引所の取引開始時間が、災害や取引所の都合により遅れることを表わします。

【円キャリートレード】
低金利の円資金を借り入れることで、より高い利回りが期待できる資産で運用する取引のことを表わします。

【円債】
円建て債券のことを表わします。日本政府が発行する日本国債や、日本企業が発行する普通社債、外国企業が円建てで発行する円建て外債などがあります。日本国債はJGB(Japanese Government Bond)とも呼びます。

「お」からはじまる代表的なFX用語

【お化粧買い】
決算期末に株式の評価額を上げるこを目的に、株式の買い注文がはいることを表わします。

【押し(押し目)】
全体としては取引レート価格が上昇する場合でも、軽い下落現象がリズミカルに起きることがあります。これを『押し』『押し目』と呼びます。英語では『dip(ディップ)』と表現し、『押し目を拾ってゆけ』は『Buy on dip』と表現します。

【オシレーター】
価格の絶対水準と関係無く、売り買いのシグナルが発信されている上下に振幅するチャートのことを表わします。

【終値 (おわりね)】
外国為替市場はリアルの取引所がないので、取引終了時刻はありませんが、一定の基準時間はあります。東京市場の場合は、日本時間の夕方5時のレートであり、ニューヨーク市場の場合はアメリカ・ニューヨーク時間で夕方5時のレートのことを表わしています。FX取引の場合は24時間取引が可能ですので、基準としてはニューヨーク市場の終了時間で区切られています。

【隠密介入】
財務省・日銀が非公表で隠密裏に行なうことを『隠密介入』『覆面介入』と表します。対義語に『公開介入』があります。

【オイルマネー】
中東諸国における石油の輸出によって儲けた資産のことを表わします。中東諸国が先進国の株式市場などに投資することをオイルマネーの流入などと呼びます。額面が大きいため、市場に大きな影響を及ぼす可能性が濃く、その動向が注目されます。

【オシレーター系・トレンド系】
チャートのテクニカル分析の種類です。大きくわけて『オシレーター系』の方法と『トレンド系』の2種類があります。オシレーター系の方法は多数あり、共通しているのは「売られ過ぎている」「買われ過ぎている」ことを計測して、その反転を予測することで逆張りを行うサインとして用いる点です。トレンド系の方法は、現在の相場の方向性を計測し、その方向に順張りをするために用いられます。

【オファー】
外国為替取引におけるレート提示側の売り値のことを表わします。Ask(アスク)とも同義語です。提示された側は、その値段で買うことができます。

【オフショア】
オフショア釣り用語にもありますが、沖合いという意味です。国内の金融ルールの制約や税制上の制約を受けずに非居住者から調達した資金を非居住者に貸し付けるなど、原則として運用・調達とも非居住者と行なう取引のことを『オフショア取り引き』と表します。併せて外国との取引のみを行なう金融市場を『オフショア市場』と呼びます。大きくわけると、ニューヨーク型・ロンドン型・タックス・ヘイブン型の3つに分類されています。この中で日本はニューヨーク型にあたります。

【オプション取引】
特定の期日・特定期間内に、契約対象物を特定の価格で売買することができる権利を『オプション』と呼びます。なお、一定の価格で購入する権利を『コール・オプション』と呼び、販売する権利を『プット・オプション』と表します。

【オルタナティブ投資】
投資信託、譲渡性預金、上場株式や債券のような伝統的資産と呼ばれる金融商品への直接の投資以外で行う投資のことを表わします。オルタナティブ(alternative)は「代わりの・代替の」という意味であり、芸術作品や骨とう品、商品やファンド、デリバティブ関連商品、為替取引のほか、ヘッジファンドや石油・ガス・貴金属・不動産などがあります。

【オーダー】
注文のことを表わします。『成行(プライスオーダー)』『指値・逆指値(リミットオーダー)』があります。プライスオーダーは、いま出されているレートでそのまま買売したい場合に出すものです。リミットオーダーはレートを指定して売買したい場合に出します。

【オペレーショナルリスク】
ネットや機械のシステム障害や、事務処理のミスなど操作取引上の問題で取引が正常に行えなくなってしまうリスクを表わします。

【オークション銘柄】
ジャスダック証券取引所に上場している銘柄のうちで、マーケットメイク銘柄以外の銘柄の総称を表わします。

【オージー】
オーストラリアドルのニックネームを表わします。

【オーバーシュート】
相場において、行き過ぎた変動のことを表わします。

【オーバーナイト取引】
その日のうちに決済せず翌日に持ち越すポジションをとる取引のことを表わします。対義語として翌日までポジションを持ち越さずにする取引を『日計り商い』表します。

初心者がイチからはじめる『FX』投資、勝ち組の運用につなげるために

知識ゼロの新米編集員MがFXを始めるにあたり、まず理解したのは言葉、FX用語の重要度です。チャート分析やシミュレーションのためには用語がわからないと始まりません。勝負に勝つには相手の言葉を知る必要があります。今回は「あいうえお」から始まる用語集をお届けしましたが、漏れている言葉もたくさんあると思われます。もし、知らない言葉を見つけたら必ずインターネットや参考書で調べる癖を身につけておきましょう。